脇指 571 (菊紋)伊賀守藤原金道
日本鍛冶宗匠(三代)
- Iga no kami Fujiwara Kindou
Nihon kaji sousho(third generation) -

刃長 一尺七寸九分五厘弱 / 54.4 cm 反り 四分六厘弱 / 1.4 cm
元幅 29.8 mm 元重 6.8 mm
先幅 物打24.1 mm  横手位置20.2 mm 先重 物打5.4 mm  松葉位置4.6 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期~中期延宝頃(1673~)
The early ~ middle period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 平成24年6月20日 福井県登録
附属 ・下貝銀着上貝金鍍金二重はばき
・螺鈿微塵散塗鞘小サ刀拵
価格 440,000 円(税込)



金道家は美濃より来住した一派で、近江守一竿子忠綱、信濃守源信吉、丹波守吉道、近江守久道家を加えて京五鍛冶と云われた名門です。
初代金道は関ヶ原合戦の直前、徳川家康より太刀千振の注文を受けた際、在京の鍛冶を金道の支配下に入れる事を条件に注文を引き受け、家康の取次にて日本鍛冶惣匠の勅許を受けることに成功。以降代々日本鍛冶惣匠と銘切り、五代目からは雷除と追銘します。

三代金道は俗名を三品勘兵衛と称し、。初代金道の孫にあたります。貞享元年6月28日(1684年)に伊賀守を受領し、享保6年頃より鍛冶惣匠の惣を宗に改め銘切るようになりました。

この脇指は身幅重ね頃合いで反り程好く、大杢目肌良く練れて肌立ち、沸本位の明るく冴えた互ノ目乱れを焼き、足よく入り、刃縁に砂流を見せる作品です。

当店にて上研磨を施しました。研ぎ上がったばかりの清々しい地刃の冴えをお楽しみください。


裸身重量508グラム。  拵に納めて鞘を払った重量787グラム。


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