脇指 564 尾崎源五右衛門助隆 寛政二年八月日
- Ozaki Gengouemon Suketaka -

刃長 一尺六寸一分三厘強 / 48.9 cm 反り 三分 / 0.93 cm
元幅 27.8 mm 元重 6.2 mm
先幅 物打24.3 mm  横手位置22.5 mm 先重 物打5.1 mm  松葉先4.9 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期寛政二年(1790)
The latter period of Edo era
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 登録 平成27年2月10日 大阪府登録
附属 ・素銅地金着はばき
・白鞘
価格 900,000 円(税別)



本国播磨。宝暦三年に生まれ、後に大阪に出て貝三原の末裔である同郷の先輩である黒田鷹諶(たかのぶ)の門人となり、寛政十年に長門守を受領後は尾崎長門守助隆と楷書で銘を切るようになります。
水戸の直江助政、大坂の天龍子正隆、作州津山の多田貴勝等、多数の門人を育てた大坂の新々刀を代表する名工で、特に濤乱刃の名人として評され、西の助隆、東の正秀(水心子正秀)と並び賞賛されました。
新々刀期の初期に於いては、全国的に助廣に範をとった濤瀾刃が流行しましたが、これは当時の刀剣鑑定家であった鎌田魚妙が、著書『新刀辨疑』で助廣を新刀第一等の名工と賞賛したことから、多くの刀工達がその作風に倣ったものと思われ、水心子正秀一門等は、やがて備前伝・相州伝等の古刀名作の復古に移行する中、助隆だけは終始一貫して助廣写しとも言える濤瀾刃に徹し、文化二年五十三才にて没しました。

この脇指は元先の差が開かず、反り浅目で帽子が延び、鋭さを感じさせる体配で、小板目鍛え細かな地景が蠢いて緻密に肌起ち、地沸微塵に付いて精良な地鉄に、助隆得意の匂口冴えた濤瀾刃を焼き上げた作品。中心千両との言葉に相応しい保存状態優れたうぶ中心には、助廣に倣った独特の草書体風の銘字が鑚強く鮮やかに刻され、裏年紀も助廣と同じく表銘より一字上から切り始められており、如何に助隆が助廣に私淑していたかを物語っています。

一部にヒケが見られます。上研磨を施し末長く愛でて頂きたいとの思いから、研磨代を考慮したお求め易い価格で御案内致します。是非この機会に助隆の名脇指を御入手下さい。

裸身重量415グラム。


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