短刀 241 泰慶彫同作 昭和五十二年夏 
祝誕生三宅大輝父贈之昭和二二十九年十月三十一日
- Yasuyoshi -

刃長 九寸八分三厘 / 29.8 cm 反り 四厘弱 / 0.13 cm
元幅 28.1 mm 元重 6.3 mm
先幅 物打22.8 mm 先重 物打5.0 mm
目釘穴 1個 時代 昭和52年(1977)
The latter period of Showa era
鑑定書 登録 昭和52年6月15日 新潟県登録
附属 ・素銅地金着二重はばき
・白鞘
価格 165,000 円(税別)



本名、清水精也。名工酒井一貫齋繁正に師事し、新潟で活躍した刀工です。

この短刀は姿好く、棟刃三ツ棟。表には三鈷剣、裏には護摩箸を兼ねた二本樋が丈比べに掻かれ、力強さを感じさせます。地鉄は小板目肌緻密に練られ地沸付いて精美。刃文は匂口極めて明るく冴え渡り、小湾れ調子の刃取りに互ノ目を焼き、刃中足頻りに入り、金筋や稲妻盛んに看取され、細かな砂流も見られる。総じて刃肌に絡んだ複雑な変化と働きが見事で、相州伝を巧みに焼き上げた本短刀は、指表元の方の刃中刃縁寄りに見られる小さな二つの膨れこそ惜しまれるものの、全体の出来の良さがその欠点を補っている。
需銘にもあるように、三宅大輝なる人物の生誕を祝い、その父から過分な程の愛を注がれて鍛えられた一刀。父親は刀剣の造詣に深かったものと見え、子息成人の折にも無鑑査刀匠であった弘邦刀匠の作を贈っている。
三宅大輝氏本人に刀剣の趣味がなかったのか、或いはやむを得ない事情から手放さざるを得なかったのか知る由は無いが、今、氏に買い戻す余力があるなら、本刀と弘邦の短刀二振を是非とも再所持頂きたいと願う。
いずれにせよ出来良い愛情の籠った優品。
※膨れ補修研磨承ります。今より目立たなくすることが可能かと思われます。

裸身重量196グラム。


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