短刀 227 将平作
- Masahira -

刃長 五寸四分九厘強 / 22.5cm 反り 内反り
元幅 23.0 mm 元重 5.4 mm
先幅 物打20.2 mm 先重 物打4.4 mm
目釘穴 1個 時代 平成28年(2016)
The latter period of Heisei era
鑑定書 登録 令和2年9月30日 福島県登録
附属 ・銀はばき
・黒蝋塗鞘合口短刀拵
価格 450,000 円(税別)



藤安将平刀匠は昭和21年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。

尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ1300年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。

昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、 先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。

平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇差、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を創り上げる。
地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。

近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、復元制作にも取り組んでおり、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。

刀心店主、町井勲(修心流居合術兵法創流者、居合に関するギネス記録を6つ保持している)が最も信頼を寄せる現代屈指の刀匠としても知られ、将平刀はテレビ番組内で町井の手によって、鉄パイプ、鉄板切断など日本刀の本分である利刀(折れず曲がらずよく切れるの三事)としての能力も非常に高いことが証明されている。
また弓、弓道にも深い造詣を持ち京都の御弓師柴田勘十郎氏とも長年に亘る親交があり、地元福島では弓術の指導にもあたっている。

人格そして技量に於いても、人間国宝や無鑑査に認定されるべき人物だが、表の世界に出るのを拒み、今尚福島県立子山で黙々と作刀研究に勤しむ生粋の職人肌刀匠である。

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この短刀は、姿好い三ツ棟の平造で、大杢目に小板目を交えて肌立った地鉄に、匂口明るい直刃を焼き上げ、打除風の刃や、食い違い風の刃を交えた古刀然たる出来口。
指表はばき上の大肌には針先程の墨籠が点在。同じく指表側の棟、区から5センチ程の長さの鍛筋が見られます。これらの小疵は単に無疵無欠点を良しとする現代刀には好ましくない存在ではあるものの、古刀の鍛法研究に生涯をかける将平刀匠にとっては、古刀と同様の肌や疵の出方が何よりもの得難い研究成果として喜々としている。

茎を伏せれば古刀にしか見えない将平の作品。今回の作品はお求め易い価格でご案内致しますので、是非この機会にご入手下さい。
お買い求め下さった方のお好みの目貫を装着できるよう、敢えて目貫は装着致しておりません。また、はばきには御家紋を彫刻することも出来るよう、表裏磨地仕上げにしております。
※写真は銘切り前に撮影したものです。現在は指表に「将平作」と銘切られています。

裸身重量123グラム。  拵に納めて鞘を払った重量177グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。