短刀 148 祐定作
- Sukesada saku -

刃長 六寸一分四厘 / 18.6 cm 反り 内反り / 0.0 cm
元幅 21.6 mm 元重 6.6 mm
先幅 16.0 mm(物打で計測) 先重 4.7 mm(物打で計測)
目釘穴 2個 時代 室町後期天正頃(1573〜)
The latter period of Muromachi era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和46年10月12日 岡山県登録
附属 ・素銅地金着二重はばき
・白鞘
・変塗鞘小脇指拵
価格 440,000 円(税込)



祐定は勝光、清光などと並び室町末期を代表する備前長船鍛冶の刀工。与三左衛門を筆頭に彦兵衛尉、源兵衛、源左衛門、彦左衛門、五郎左衛門などが居り、いずれも名手として名高い。

本刀は祐定作と、俗名が切られていない三字銘の作品ながら、疵気が無く、映り立った杢目鍛えの地鉄に、盛んに足が入り、出来が良く、古い時代の金着はばきや在銘の縁頭金具、蛇腹の柄巻き、金鍍金を施した上に金を着せた切羽など、本刀の伝来の良さ、格式の高さを窺い知る事が出来ます。

コレクター遺品整理によるうぶ買取品だけあって、眼垢はついておらず緻密に練られた精美な杢目肌が見事な一刀です。化粧直し等再研磨を施すことで、更に本刀の良さを引き出し、ご堪能頂く事ができます。
※附属拵の小柄櫃蓋部分が少し浮いています。はばき側の切羽の金着せが剥離しています。現状維持で保存下さい。保存刀剣鑑定書は当店にて取得しました。

裸身重量110グラム。  拵に納めて鞘を払った重量246グラム。


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