太刀 089 堀井胤匡作 昭和五十六辛酉年九月吉日 応関氏需
- Hori Tanetada -

刃長 二尺五寸八厘弱 / 76.0 cm 反り 八分九厘弱 / 2.7 cm
元幅 34.8 mm 元重 8.3 mm
先幅 物打27.5 mm  横手位置25.2 mm 先重 物打6.2 mm  松葉位置5.4 mm
目釘穴 1個 時代 昭和56年 (1981)
The latter period of Showa era
鑑定書 登録 昭和56年10月22日 北海道登録
附属 ・銀はばき
・白鞘
価格 660,000 円(税込)



本名を堀井重克。堀井胤次刀匠の子として昭和29年3月30日に北海道室蘭市に生まれました。室蘭工業高校を卒業後、昭和47年、日本製鋼所室蘭製作所に入社。叔父である堀井家四代目当主:堀井信秀刀匠、そして父:堀井胤次刀匠に師事し鍛刀の業を磨き、昭和54年、文化庁より製作承認の許可を得、平成14年より瑞泉鍛刀所の四代目刀匠に就任しました。
堀井家の系譜は 堀井胤吉(月山貞一・大慶直胤門人)、二代堀井胤明、三代(瑞泉初代)堀井俊秀、四代 堀井信秀、分家堀井胤次、現当主堀井胤匡と続いています。

この太刀は元先の幅差目立っては開かず、表裏に刀樋を掻き流し、力強い豪壮な姿を誇っています。小板目肌よく練れて詰み、地沸ついた精良な地鉄に、匂口明るく冴えた重花丁子を巧みに焼き上げ、刃中には足が盛んに入り、金筋や葉が見られ、帽子は直ぐに先丸く返り、手元重心で手持ちが良く、美術鑑賞刀として申し分ない作品に仕上がっています。

裸身重量905グラム。


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