槍・薙刀 043 丹後守藤原照門 於関以南蛮鉄作之
- Tango no kami Fujiwara Terukado -

刃長 一尺三寸六分弱 / 41.23 cm 反り 八分強 / 2.45 cm
元幅 26.5 mm 元重 7.8 mm
先幅 33.0 mm 先重 6.1 mm  松葉位置7.2 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期
The early period of Edo era
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 登録 平成27年6月18日 岐阜県登録
附属 ・素銅地銀鍍金二重はばき
・白鞘
・黒叩塗鞘
価格 396,000 円(税込)



照門は美濃伝関七流の善定家に属し、俗名を善定惣右衛門と称す。初銘を兼門と切り、善定家の総領職であった氏房が名古屋に移住すると、その後を継いで関鍛冶の頭領を務めました。
はじめ丹波大掾を任官し、万治2年(1659年)に丹波守を受領すると同時に兼門から照門へ改銘し。江戸時代の関を代表する優工として知られます。

この薙刀は杢目肌がよく練れて詰んで地沸付いた精良な地鉄に、匂口明るい互ノ目乱れを焼き、互ノ目丁子を交え、刃縁よく沸付いて大粒の沸が付き、金筋、砂流かかり、迫力ある出来口を示しており、茎の状態も芳しく、流石は特別保存刀剣指定と唸らせる逸品です。また、棟の造り込みが面白く、元は庵棟で途中から平棟となり、先の方で再び庵棟になっているところが興味深い。柄は残念ながら逸失しているものの、保存状態が良い黒叩塗鞘が附属しています。

裸身重量566グラム。


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