刃長 |
一尺九寸八分三厘弱 / 60.1 cm |
反り |
― |
元幅 |
20.8 mm |
元重 |
8.6 mm |
先幅 |
物打21.4 mm |
先重 |
物打7.4 mm |
目釘穴 |
2個 |
時代 |
室町初期~中期
The early ~ middle years of Muromachi era |
鑑定書 |
― |
登録 |
平成30年10月4日 岐阜県登録 |
附属 |
・木はばき
・白鞘 |
価格 |
330,000 円(税込)
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ケラ首長く、また、ケラ首から刃区までも長い造り込みから、室町初期~中期にかけて鍛えられたと鑑せられる大身槍。実用の武器として鍛えられただけあって、地鉄や刃文に叢が見られるが、それこそ実戦期の槍の見所であり、また、醍醐味と言えよう。
総体に細くスッキリとした造り込みで、元の方には白気映りが見られ、刃文は刃中の働きが盛んで古雅な雰囲気がたまらない。裏に彫られた樋は、棒樋ではなく、俗に百足樋と呼ばれる荒々しさを感じさせる樋である。これは樋を掻く時間を短縮化させるために鑿で彫られたもの。その百足樋に赤漆をかけているのは、樋の中の磨き作業を行わず納期を優先し、短期間で仕上げるために考案された手法である。
古研ぎのため所々に小錆が見られるも、地刃の観賞には支障無く、古い時代の大身槍の出来を楽しむことができる。
槍の歴史を物語る上に於いても資料的価値高い一筋ですので、余力ある方は是非とも再研磨して頂き、大切に次の時代に伝えて頂きたく思います。
裸身重量651グラム。 中心の長さ44.9 cm。
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