小刀 096 |
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至誠通天 将平 |
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- (Shiseitsuten) Masahira - |
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刃長 |
四寸三分九厘弱 / 13.31 cm |
反り |
― |
元幅 |
14.3 mm |
元重 |
2.4 mm |
先幅 |
11.9 mm |
先重 |
1.8 mm |
目釘穴 |
― |
時代 |
令和2年(2020)
The Reiwa era |
鑑定書 |
― |
登録 |
― |
附属 |
・白鞘
・銀はばき |
価格 |
165,000 円(税込)
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藤安将平刀匠は昭和二十一年福島県伊達郡生まれ。昭和41年長野県坂城町の刀匠、故人間国宝、宮入行平師に入門。
昭和50年福島県立子山に鍛刀場を開設して独立。以後作刀の研究修練を重ね日本美術刀剣保存協会優秀賞3回、奨励賞6回、努力賞7回を受賞。平成2年には日本美術刀剣保存協会会長賞受賞。同14年日本美術刀剣保存協会寒山賞を受賞。
尾張熱田神宮、奈良護国神社など多くの神社で奉納鍛錬を行い、平成20年には、704年、佐備大麻呂の作剣以来、およそ千三百年ぶりに常陸鹿島神宮において日本刀奉納鍛錬を行う。
昭和59年秋には伊勢神宮第61回式年遷宮、御神宝太刀謹作奉仕の大役も担い、 先の震災で大きな被害を受けた福島県南相馬の御刀神社復興支援にも大きく尽力され、御神宝となる直刀を謹作奉仕し、直近では福岡の宮地嶽古墳出土大直刀の復元鍛錬など、現代日本刀匠屈指の作刀技術を持っている。
平安、鎌倉時代の古刀剣再現への強い想いを持ち、長年研究修練に取り組み、国宝、重要文化財やそれに類する刀剣類、全国の砂鉄や鉄文化の知識見識も豊富で、太刀、刀、短刀、脇差、薙刀、古代直刀など、どれを手掛けても正確で美しい刀姿を創り上げる。
地鉄、焼刃の手際も鮮やかで幅広い製作能力を誇り、中心鑢や銘文といった中心仕立ても現代刀匠随一で、師である行平没後、師の実子である宮入小左衛門行平(宮入恵)を預かり、弟子として鍛刀修業を積ませた経緯からも、師の信任が厚く、その技量の高さを物語っている。
近年は奈良正倉院収蔵の直刀、手鉾のなど奈良時代の刀剣類の研究、復元制作にも取り組んでおり、上記の御刀神社奉納直刀の焼刃などは神域に入られたと言っても過言ではない。
刀心店主、町井勲(修心流居合術兵法創流者、居合に関するギネス記録を6つ保持している)が最も信頼を寄せる現代屈指の刀匠としても知られ、将平刀はテレビ番組内で町井の手によって、鉄パイプ、鉄板切断など日本刀の本分である利刀(折れず曲がらずよく切れるの三事)としての能力も非常に高いことが証明されている。
また弓、弓道にも深い造詣を持ち京都の御弓師柴田勘三郎氏とも長年に亘る親交があり、地元福島では弓術の指導にもあたっている。
人格そして技量に於いても、人間国宝や無鑑査に認定されるべき人物だが、表の世界に出るのを拒み、今尚福島県立子山で黙々と作刀研究に勤しむ生粋の職人肌刀匠である。
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この小刀は小板目肌良く練れて詰んだ精美な地鉄に、匂口明るい湾れ刃を焼き上げた作品で、先は小丸に長く返る。一般的な小柄より一回り大きい、所謂大小柄と呼ばれる部類の小刀である。
御家やお子様の御守刀としても申し分ない逸品で、刀身には女真文字と呼ばれる古代中国文字を切っている。この文字の意味は?と将平師に問うたところ、女真文字自体が解読されていないため、意味は解らないものの、文字の形状に興味を抱き、そのインスピレーションから刀身に刻したとのこと。将平銘もいつもとは雰囲気を異とし、女真文字になぞらえて銘切られている。
刀剣ですと高額な将平の作品ですが、小刀でしたらお手軽にお楽しみ頂けます。ましてやこの大小柄は、短寸の短刀と言っても過言ではない大きさ。名称が大小柄と言うだけで鍛法は刀と全く同じ。地刃の出来は存分にお楽しみ頂けます。是非この機会に将平をご入手ください。
裸身重量25グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
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