刀 928 無銘(新々刀寿命)
- Mumei(Toshinaga) -

刃長 二尺四寸三分二厘 / 73.7 cm 反り 九分二厘 / 2.8 cm
元幅 31.5 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打22.3 mm  横手位置17.7 mm 先重 物打4.7 mm  松葉位置3.7 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期
The latter period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 平成23年12月22日 兵庫県登録
附属 素銅地金鍍金はばき(下駄付)
黒石目塗鞘打刀拵(新調済)
価格 600,000 円(税・送込)



大和系鍛冶が美濃に移り派生したと伝えられる寿命。幕末まで長く栄えた一派として著名です。刀剣界では“じゅみょう”と呼称されていますが、“としなが”と読むのが正しいようで、現存する作品の中にも“寿命トシナガトヨムベシ”と銘切った作品があったと記憶しております。 寿命と言う名に縁起良さを見出した武士達により、寿命の刀は祝賀の席での指料として、また、武家間での贈答品としても好まれました。※特に贈答には長物が好まれたと言われ、“長い寿命”と験を担いでのことだそうです。

この刀は、反り深く踏ん張りがついた古雅な太刀姿で、特筆すべき疵欠点無く、杢目肌が良く練れて詰み、規則正しく並んだ左右に逆がかった互ノ目を焼きあげた作品。
手持ちバランスが非常に良く、持った感じは脇指を構えたような錯覚さえ覚えさせます。

附属の拵は町井勲監修にて本手造りで製作しました。親鮫を複合着(一枚巻き)にし、茶の裏革にて捻り巻きで仕上げ、鞘の石目は模擬刀に見るスプレー吹き付けの安価なものではなく、乾漆にて丁寧に仕上げた逸品で凹みにも強い仕上がりになっています。
面白いのは刃長を少しでも長く用いたいとの意向から造られた、はばきを延すための下駄。古の日本人の智慧を感じさせます。

裸身重量661グラム。  拵に納めて鞘を払った重量973グラム。


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