刀 905 備中國住竹下祐光金田光包作之 昭和庚申歳三月日
- Bicchu no kuni ju Takeshita Sukemitsu Kaneda Mitsukane -

刃長 二尺一寸九分七厘 / 66.57 cm 反り 四分六厘強 / 1.41 cm
元幅 32.2 mm 元重 7.9 mm
先幅 物打24.2 mm  横手位置21.0 mm 先重 物打5.8 mm  松葉先5.9 mm
目釘穴 1個 時代 昭和55年(1980)
The latter period of Showa era
鑑定書 登録 昭和55年9月26日 岡山県登録
附属 ・銀はばき
・黒萎革塗鞘打刀拵
価格 199,000 円(税・送込)



本名、竹下善自。大正4年(1915)5月20日、滋賀県蒲生郡日野町大窪清水町、祖父『角太郎祐光』より受け継ぐく刀工の家系に生まれました。父『栄太郎祐光』の下で鍛刀を学び、後に大阪の『沖芝正次』に師事して『祐光』の名を継承した昭和を代表する刀匠です。
昭和16年(1941)、文部省後援の日本刀展に入選、同18年(1943)には特選。岡山県笠岡市笠岡の『笠神社』の御神刀を鍛錬しました。
戦前戦中は陸軍受命刀匠として数多の利刀を鍛え、昭和29年(1954)、早い時期に文化庁より作刀承認を受けています。昭和39年~45年(1964~1970)、日本美術刀剣保存協会の『新作名刀展』にて7回連続入選、都合11回の入選を果たしています。
昭和後年には岡山県高梁市三沢(旧手荘町)に鞴を構え槌音を響かせ、後身で実子の『源勲』の指導にあたり、晩年は『備中國手荘住竹下平安城源祐光作之 平成九年紀』などと銘を刻んでいます。

光包刀匠は本名を金田勇と言い、岡山県倉敷玉島に住しました。全日本刀匠会々員であり、多数の入選成績を持つ刀工です。

この刀は竹下祐光と金田光包刀匠による合作銘が切られた作品で、柾目主体の地鉄に明るく冴えた互ノ目乱れを焼いています。
前所有者が居合抜刀の稽古に使用していたため、現状では美術観賞を楽しめない状態にありますが、再研磨して頂ければ、地刃の冴えを存分にお楽しみ頂ける一刀で、特筆すべき疵欠点も見受けられず、研ぎ上がりが楽しみ。

武用刀としてお使い頂くには現状でも充分かと思われますが、物打に極小の刃毀れがございますので、寝刃合わせを施した後に試斬稽古にお使い頂ければと思います。
尚、研磨は11万円(l税別)より承ります。

附属の拵は全て時代物の真面目な金具が用いられており、革巻きの柄が添えられていますが、現状ではガタツキがございますので、経木を添えてガタ直しをなさってください。当店でもガタ直し可能です。(別途5,000円税別)
縁頭は杢目の練りが見事。縁の大きさは40ミリございますので、身幅の広い刀や現代刀の拵製作を御検討の方は、金具取りとしてもお薦めです。

裸身重量698グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,007グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。