刀 886 肥前國河内大掾藤原正廣
- Hizen no kuni Kawachi daijo Fujiwara Masahiro -

刃長 二尺五寸二分五厘 / 76.5 cm 反り 五分三厘 / 1.6 cm
元幅 31.3 mm 元重 7.2 mm
先幅 物打24.4 mm  横手位置20.1 mm 先重 物打5.4 mm  松葉先4.6 mm
目釘穴 2個 時代 江戸前期
The early period of Edo era
鑑定書 保存刀装具鑑定書 登録 昭和29年8月14日 東京都登録
附属 ・素銅地銀着はばき
・黒漆牡丹絞塗鞘打刀拵
価格 711,700 円(税込)



小板目肌良く練れて詰み地沸付く。小沸本位の匂口明るく冴え、直刃に小乱れ交え、小足・葉入り、湯走交え、沸が地に零れて飛焼のようになる。

付属の拵は牡丹絞り塗りと称される変わり塗りで、よくよくご覧いただくと、渦巻き状の模様が牡丹の花のように見えます。縁頭と鐺は四分一地の一作金具で、鐔は南蛮の霊獣唐草図。目貫は銀無垢の山椒図と、贅を尽くした高級な拵で、高禄の士の指料であったことが窺えます。切羽もすり替わることなく拵製作当時のオリジナルのまま。拵だけでも一人歩きできる価値ある逸品で、柄巻きは当店にて観賞用上柄巻きを施しております。
※正廣銘に関しましては首肯できかねますので、無銘刀としてお求めいただき、銘を潰して保存刀剣審査を御受審下さい。

裸身重量772グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,137グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。