刀 832 |
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無銘(精壮斎宗有) |
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- Mumei(Seisosai Muneari) - |
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刃長 |
二尺二寸七分七厘 / 69.00 cm |
反り |
四分三厘 / 1.30 cm |
元幅 |
31.2 mm |
元重 |
7.8 mm |
先幅 |
物打24.9 mm 横手位置22.5 mm |
先重 |
物打6.2 mm 松葉位置4.9 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸末期文久頃(1861~)
The last years of Edo era |
鑑定書 |
保存刀剣鑑定書 |
登録 |
平成23年9月7日 兵庫県登録 |
附属 |
素銅はばき
黒石目塗鞘打刀拵
白鞘 / 継木 |
価格 |
1,320,000 円(税込)
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宗有は新々刀期の名匠である固山宗次の門人で、名を鈴木次郎と称しました。陸奥國八戸の生まれで、初銘を宗久と切り、陸奥國八戸にて江戸時代末期の文久年間に、盛岡藩の支封である南部氏八戸藩二万石のお抱え工として活躍しました。刃味優れることでも名声を馳せ、裁断銘が切られた作品も遺されています。
この刀は、身幅、重ねがっちりとし、緻密に練られた地鉄には厚く地沸がついて無地風となり、切先が延びた豪壮な造り込みで、疵も無く、地刃明るく冴えた見事な出来で、宗有傑出の作と賞しても過言ではない作品です。これだけの出来でありながら銘が切られていないことのみが惜しまれますが、附属の拵も上品で頗る状態が良く、美術観賞刀として内外共に申し分ない逸品です。
裸身重量866グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,119グラム。
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