刀 530 駿河守藤原盛道
- Suruganokami Fujiwara Morimichi -

刃長 二尺一寸九厘 / 63.9 cm 反り 六分 / 1.83 cm
元幅 34.0 mm 元重 7.8 mm
先幅 25.6 mm 先重 6.2 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期
The early period of Edo
鑑定書 特別貴重刀剣認定書 登録 昭和44年9月24日 広島県登録
附属 ・素銅地金着はばき
・白鞘
価格 440,000 円(税込)



初代駿河守盛道は慶長頃の美濃の鍛治で同時代の美濃国岐阜の鍛治としては陸奥守大道と双璧をなす名工です。数代続いており本刀はその代別が記載されておりません。

本作は緻密に練られた肌が立ち、焼刃明るく冴え、鼠足入り、刃縁よく沸づき、重ね厚く見幅広く、切先延び、控え目釘がうがかれた豪壮なる一刀。
惜しいかなはばき下のふくれを隠さんと、区を送られ鍛刀往時の姿が崩されていることが悔やまれてなりません。

裸身重量772グラム。


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