刀 1576 光永 昭和十八年八月
- Mitsunaga -

刃長 二尺一寸九分一厘弱 / 66.4 cm 反り 五分六厘弱 / 1.7 cm
元幅 32.5 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打23.1 mm  横手位置21.2 mm 先重 物打6.0 mm  松葉位置5.4 mm
目釘穴 1個 時代 昭和前期(1943)
The early period of Showa era
鑑定書 登録 昭和53年1月23日 大阪府登録
附属 ・素銅地銀鍍金太刀はばき
・茶蝋塗鞘打刀拵
価格 220,000 円(税込)



陸軍耐錆鋼刀のご紹介です!! 

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刀 1576 光永 昭和十八年八月
- Mitsunaga -

刃長 二尺一寸九分一厘弱 / 66.4 cm 反り 五分六厘弱 / 1.7 cm
元幅 32.5 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打23.1 mm  横手位置21.2 mm 先重 物打6.0 mm  松葉位置5.4 mm
目釘穴 1個 時代 昭和前期(1943)
The early period of Showa era
鑑定書 登録 昭和53年1月23日 大阪府登録
附属 ・素銅地銀鍍金太刀はばき
・茶蝋塗鞘打刀拵
価格 220,000 円(税込)



炭素鋼の日本刀とステンレス刀の切味比較の論評があるが、軍刀の使用環境すら念頭にない幼児の戯言である。
本来、劣悪な環境で使う実用刀にとって、刀身の錆は切味などを論じる以前の深刻な問題である。
雨や塩害で直ぐに錆びる日本刀と、防錆手入れ不用のステンレス刀のどちらが実用的かがハッキリしていた。
切味等は二の次、三の次ぎの問題だった。 陸軍は、劣悪な前線環境での日本刀の錆や血刀の錆に悩まされた。 こうした背景からステンレス刀が普及した。
ステンレスとは、錆難い (Stainless) 鋼 (Steel) のことで、普通炭素鋼にクロム(Cr)やニッケル(Ni)を含有させた合金である。
一般的には、クロムを約11%以上含有させた鋼をステンレス鋼と定義する。 これは、クロムが約11%以上になると、錆難さ(耐蝕性)が飛躍的に向上する性質がある為である。 クロムやニッケルの配合と金属組織に依って四種のステンレス鋼がある。
① マルテンサイト系ステンレス: 13%Cr-0.3%C 焼入れ後の硬さが高い鋼種。刃物、刀剣用などに用いられる。  ② フェライト系ステンレス: 16%以上のクロムを含有。フェライト組織の為、焼入効果無し
③ オーステナイト系ステンレス: 18-8(18%Cr-8%Ni)に代表される一般的なステンレス鋼。元素配分量によって多種の鋼がある。
④ 析出硬化系ステンレス: 17%Cr-7%Ni-1%Al  アルミ(Al)の添加で析出硬化性をもたせる。各種バネ部品。
この内、刀剣用には主としてマルテンサイト系ステンレス鋼が使われる。
※上記大村氏の軍刀サイトより転載。http://ohmura-study.net/212.html

この刀は上述の通り陸軍の耐錆鋼刀で、素材の都合からか焼刃は見られないため、刃文写真は割愛させて頂きます。
刀銘光永。本名を野口平一。元先の幅差が開いて切先やや延びごころ。茎には『名』の小さな刻印が表裏に打たれています。
附属の九八式陸軍刀拵は柄の鮫皮をセルロイド製とし、透鐔が添えられているも、切羽は経年の間に逸失、入れ替わっている物と思われます。そのため価格をおさえ、お求め易いお値段でご紹介致します。柄にガタツキは無く、駐爪のかかりもしっかりとしています。

裸身重量774グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,127グラム。


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