刀 1575 貞継 昭和十六年
- Sadatsugu -

刃長 二尺二寸一分七厘強 / 67.2 cm 反り 四分六厘強 / 1.42 cm
元幅 28.1 mm 元重 6.3 mm
先幅 物打22.0 mm  横手位置20.8 mm 先重 物打4.4 mm  松葉位置4.1 mm
目釘穴 1個 時代 昭和前期
The early period of Showa era
鑑定書 登録 昭和36年3月7日 兵庫県登録
附属 ・素銅地金着二重はばき
・茶蝋塗鞘打刀拵
価格 240,000 円(税込)



本名、高井貞次郎。関市に住した陸軍受命刀工で、本作は貞継40歳の作品です。
元先の幅差頃好く開いて切先やや延び、刃長に比して茎が長い造り込み。変わり鉄を交えた小板目肌が柾流れて杢交じり、地景随所に現れ、刃文は匂口明るい直刃仕立てなれど、地鉄に絡んで刃中に渦巻き状の刃や砂流、幾重か重なり長く延びる金筋等、千変万化の世界を見せる。鋩子は直ぐに先丸く返る。茎には『鍛』の刻印が打たれており、入念作であることを窺わます。

付属の拵は縁と鐔を菊花図で揃えて上品であり、柄はほんの極僅かなガタツキが見られるも、あまり気にならない程度。手持ちは軽く、手元重心で扱い良さを感じさせます。

裸身重量569グラム。  拵に納めて鞘を払った重量795グラム。
※委託品


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