刀 1550 |
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三原正興作 |
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- Mihara Masaoki - |
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刃長 |
二尺三寸二分三厘弱 / 70.4 cm |
反り |
五分九厘弱 / 1.8 cm |
元幅 |
31.5 mm |
元重 |
7.85 mm |
先幅 |
物打23.5 mm 横手位置20.8 mm |
先重 |
物打5.8 mm 松葉位置4.8 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
室町後期永禄頃(1558~)
The latter period of Muromachi era |
鑑定書 |
保存刀剣鑑定書 |
登録 |
昭和27年6月10日 高知県登録 |
附属 |
・素銅地金鍍金はばき
・白鞘 |
価格 |
現状渡し
350,000 円(税込)
研磨・銀はばき、白鞘新調渡し
528,000 円(税込)
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備後国三原派は鎌倉時代後期に興り、以後室町時代末期にかけて大いに繁栄しました。同派の作品は鎌倉時代後期より南北朝時代にかけてのものを古三原と称し、室町時代の作を末三原、または貝三原と称します。
備後国には東寺など、大和中央の社寺の荘園が多い事から、大和との交流があったものと考えられ、作風は大和気質が色濃く現れた柾交じりの地鉄に、直刃を焼いた大和伝の特色が顕著なもので、本国大和より地刃の沸が柔らかく、地鉄はやや白気立った映りが現れるとろが見所。
また、備後国は備前・備中の両国に近く、良質の鉄を産出したことでも知られ、鉄味優れた作品が多く残されており、正家や正廣などが著名ですが、在銘作は少なく、最近の研究では鎌倉末期の国分寺助國を始祖とする説もあります。
この刀は元先の幅差開いて切先やや延び、地鉄は小板目杢交じりの地鉄が柾がかり、総体に乱れ映りが見られ、刃文は匂口沈み加減且つ締まりごころの直刃に始まり、先の方では湾れや互ノ目を交え、刃中小足入り、刃縁より平地に向かって湯走状の働きが見られ、それが更に地に広がって乱れ映りを成している。鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返っています。
うぶ在銘の三原正興、大変貴重な存在です。お求め安い低価格でご紹介致しますので、是非この機会にお求め下さい。現状では小錆等があり、白鞘の当たりも強く、はばきにも傷みが見られますので、気持ち良く御所持されるなら、研磨、銀はばき、白鞘の全諸工作渡しが断然お得です。
裸身重量749グラム。
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