刀 1511 |
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(菊紋)近江守源久道造(初代) |
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- Omi no kami Minamoto Hisamichi(1st Gen) - |
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刃長 |
二尺三寸一厘強 / 69.74 cm |
反り |
二分六厘弱 / 0.8 cm |
元幅 |
30.2 mm |
元重 |
6.4 mm |
先幅 |
物打23.2 mm 横手位置19.3 mm |
先重 |
物打4.8 mm 松葉位置4.1 mm |
目釘穴 |
2個 |
時代 |
江戸前期寛文頃
The early period of Edo era |
鑑定書 |
特別保存刀剣鑑定書 |
登録 |
令和2年3月9日 兵庫県登録 |
附属 |
・素銅地銀着はばき
・白鞘 |
価格 |
700,000 円(税込)
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初代近江守久道は俗名を堀六郎兵衛と称し、寛永3年江州野州郡に生まれ、上京して二代伊賀守金道の門人となり、三品姓を許されて久道と銘し、寛文2年(1662)37歳にて近江守を受領し、近江守久道家を創設しました。
伊賀守来金道、丹波守吉道、粟田口近江守忠綱、越中守正俊と共に京五鍛冶の一人として名を連ねる名工で、茎には十六葉の菊紋を鏨り、二代久道代作には枝菊紋を鏨るとされています。
この刀は反り浅く元先の差が開いた寛文新刀体配で、鋩子が延びているのは後の研磨によってであろうか。逆にそれが鋭さを加味しており、小板目肌流れて柾がかった地鉄に、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目に小互ノ目、互ノ目丁字を交え、乱れの谷には太い足が頻りに入り、刃縁には微細なる砂流ごころの働きが見られ、鋩子は直ぐに丸く返っています。
※委託品
裸身重量642グラム。
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