刀 1472 |
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無銘(播磨大掾藤原重高 二代)
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- Mumei (Harima Daijyo Shigetaka 2Ged )- |
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刃長 |
二尺三寸二分六厘強 / 70.5 cm |
反り |
四分七厘強 / 1.45 cm |
元幅 |
30.8 mm |
元重 |
7.3 mm |
先幅 |
物打24.8 mm 横手位置22.2 mm |
先重 |
物打5.1 mm 松葉位置4.7 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸前期寛文頃(1661~)
The early period of Edo era |
鑑定書 |
喘喜堂鑑定書 |
登録 |
昭和54年5月10日 東京都登録 |
附属 |
・銀はばき
・白鞘 |
価格 |
300,000 円(税込)
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初代越前住播磨大掾藤原重高は、新刀期越前を代表する刀工。生国は信州飯田で、新刀鍛冶工系譜に関兼則末葉又は門人とも伝えられています。初・二代は受領あり、それ以下は受領無しと伝え、十一代嘉永迄続く名門です。
作風は良く出来た作に肥後大掾等に似るもの。また、日向大掾貞次等に似る作風のもの、互の目乱れ直刃等が見られ、地鉄は板目、小板目の肌立ち心のものが散見されます。
銘字は初・二代とも『越前住播磨大掾藤原重高』を冠して、初代は重高の銘をやや横広に切り、二代は『重』の銘の中の『田』の上空間を縦長に、又『高』の銘字も縦長の形状になり、初代の作品は少なく、二代の作が多く残されています。
この刀は無銘ながら二代重高と極められた刀で、元先の幅差頃好く開き、表裏に刀樋を掻き流し、地鉄は杢目鍛えで刃方と棟方柾となり、よく練れて少しく肌立ちごころ。刃文は湾れ調子の刃取りに互ノ目や互ノ目丁字を交え、刃中には足が入り、砂流顕著に現れ、刃縁には小沸厚く付いて覇気ある出来口を誇り、鋩子は表裏共に直ぐ調に激しく掃き掛け、先丸く返っています。
手元重心でバランスが良く、樋がありますので、拵を誂えれば居合の修練にも適しています。鑑賞刀としても申し分ない一刀です。
裸身重量745グラム。
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