刀 1453 陸奥守包保
- Mutsu no kami Kaneyasu -

刃長 二尺三寸五分九厘強 / 71.5 cm 反り 五分零厘強 / 1.54 cm
元幅 32.2 mm 元重 8.1 mm
先幅 物打24.5 mm  横手位置21.4 mm 先重 物打5.8 mm  松葉位置5.2 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期寛永頃(1624~)
The early period of Edo era
鑑定書 登録 昭和26年5月16日 島根県登録
附属 ・素銅はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 1,320,000 円(税込)



陸奥守包保は、鏡に映したように逆文字で銘を切り、鑢目までを逆に切っていることから左利きであったと考えられ、彼の作品は「左陸奥」と称されています。
摂津の上作刀工で濤乱刃風の作柄が多く、大阪物らしく澄んだ地鉄が特徴で、河内守國助や一竿子忠綱等と共に大阪新刀を代表する名工の一人。本国は大和で手掻の末流と言われています。
彼の門人で後に養子となった二代包保は、初銘の包重時代の作品には師の左陸奥と同じく逆文字(鏡映し)に切り、包保に改名してからは通常の右文字に銘切るようになることから、師の「左陸奥」と区別して「右陸奥」と称されています。

この刀は元先の幅差頃好く開き、反り気持ち浅目。身幅広目で重ね厚く、頑丈な姿を誇っています。地鉄は小板目肌がよく練れて詰み、地沸付いて地景入り、刃文は匂口明るく、中直刃や広直刃調に湾れや互ノ目を交え、幅広い湯走状の二重刃を伴い、刃中には砂流や太い金筋が見られ、刃縁の沸は地に零れて覇気に満ち、鋩子は直ぐに大丸に深く返り、棟焼きを形成しています。

付属の拵は、鞘の塗りに傷みや凹みが見られるも、割れ等は無く、柄もガタツキ無くしっかりとしています。鞘を払って構えてみると、ずっしりとした手持ちながらも、手元重心故にバランスは良く、扱い易さを感じさせ、昭和26年5月と、登録制度間もない頃の大名登録刀であることからも、伝来の良さを今に伝えています。
現状でも地刃の鑑賞は可能。研磨を施される場合は、是非とも特別保存刀剣鑑定を御受審下さい。

裸身重量780グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,142グラム。


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