刀 1445 無銘(弥門直勝)
- Mumei (Yamon Naokatsu) -

刃長 二尺一寸七分八厘 / 66.0 cm 反り 五分四厘 / 1.65 cm
元幅 27.9 mm 元重 6.0 mm
先幅 物打23.3 mm  横手位置21.6 mm 先重 物打4.9 mm  松葉位置4.5 mm
目釘穴 4個 時代 江戸後期
The latter period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 平成24年1月19日 宮崎県登録
附属 ・銀はばき
・白鞘
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 715,000 円(税込)



大慶直胤の高弟であった初代次郎太郎直勝の子で、天保6年(1835)に生まれ、初銘を直好と刻し、文久2年(1862)から直勝と銘切りました。江戸下谷に住し、明治17年3月31日に50歳にて没しました。

この刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつき、地景細かによく入り、刃文は匂口明るく冴え、焼幅広く、互の目に丁子や角がかった刃を交じえ、華やかに乱れ、足長く頻りに入り、逆足・葉を交え、匂深く、総体に金筋や沸筋、砂流しが顕著に現れ、地刃共に実に明るく冴えた作品です。
現状では大きく磨り上げられていますが、うぶの姿を想像するに、反り深く、古い太刀を模した上品且つ力強い姿が浮かばれます。
うぶ在銘で裏年紀もあればなかなか手が届かない直勝ですが、大磨上無銘であればコレクションに加え易い価格で御入手可能です。銘より上の出来で刀を楽しまれる玄人にはうってつけの名刀。手持ちのバランスも非常に良く、非力な女性や少年の武用刀としても最適な一刀です。是非この機会にお求めください。
尚、附属の拵は、店主町井勲監修の下、新たに新調致しました。鐔がやや薄手につき、将来、所有者の好みで鐔を交換されることがあった時のために、敢えて切羽を一枚多めに組み上げております。

裸身重量568グラム。  拵に納めて鞘を払った重量806グラム。


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