刀 1443 無銘(伝 直勝)
- Mumei(Den Naokatsu) -

刃長 二尺二寸八分二厘強 / 69.16 cm 反り 六分二厘強 / 1.9 cm
元幅 31.4 mm 元重 8.5 mm
先幅 物打23.8 mm  横手位置21.0 mm 先重 物打6.0 mm  松葉位置5.2 mm
目釘穴 3個(内1個埋) 時代 江戸後期(安政頃)
The latter period of Edo era
鑑定書 貴重刀剣認定書 登録 昭和62年4月14日 三重県登録
附属 ・白鞘
・木はばき
価格 330,000 円(税込)



大慶直胤の門人であった次郎太郎直勝は、後に直胤の養子となり、上州館林の秋元家に仕え、江戸下谷に住しました。はじめ上総太郎といい、後に次郎太郎と称しています。
直勝は、一門で直胤に次ぐ実力者であり、その作風は大別すると、相州伝と備前伝があり、特に古作の兼光の作柄を範とした備前伝には、直胤以上に優れたものが見られます。

この刀は元先の幅差頃好く開いて切先やや延びごころ。小板目柾流れの地鉄がよく練れて詰み、地沸ついて細かな地景入り、刃文は小沸本位の直刃で匂口締りごころ。刃縁にやや大粒の沸が絡み、鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返っています。
手持ちのバランスも良く、手元重心なので、拵に掛ければ更に扱いやすくなることでしょう。既製品の鞘に納まりますので、安価にて簡易武用拵を誂えることが可能です。

裸身重量830グラム。


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