刀 1434 |
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常陽笠間住源正兼作 昭和四十八年八月日 |
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- Joyo Kasama ju Minamoto Masakane - |
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刃長 |
二尺五寸四分一厘弱 / 77.0 cm |
反り |
五分二厘強 / 1.6 cm |
元幅 |
34.7 mm |
元重 |
7.5 mm |
先幅 |
物打28.0 mm 横手位置26.0 mm |
先重 |
物打5.6 mm 松葉先6.2 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
昭和48年(1973) The latter period of Showa era |
鑑定書 |
― |
登録 |
昭和48年11月14日 茨城県登録 |
附属 |
・素銅地金着はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵 |
価格 |
440,000 円(税込)
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本名、高野金次郎。茨城県笠間市住。明治33年生。水戸の名工二代勝村正勝に入門して作刀を学び、戦前のコンクールに於いては、刀匠協会金銀牌一等、総裁賞、審査員推選賞等受賞し、聖代刀工位列では最上大業物横綱格刀工として認められ、陸軍受命刀匠としても活動し、戦後は昭和29年に作刀承認を文化庁より受け、いち早く作刀活動を再開しました。
この刀は元先の幅差頃好く開き、身幅広く切先やや延びた豪壮な造り込みで、刀身の軽量化を図るため、幅広く深く力強い刀樋を表裏に掻き流しています。地鉄は柾目主体で小板目交じり、よく練れて詰むも少しく肌立って美しく、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れに互ノ目丁字を交え、足頻りに入り、柾目鍛え故に相対に長く現れた砂流がとにかく見事。鋩子は直ぐに先丸く返っています。
現状では研磨状態により地刃の冴えがぱっとしませんが、再研磨を施して頂ければ見違える程良くなり、美術鑑賞刀としても申し分ない出来口を誇る一刀です。お気軽に研磨ご用命下さい。
鞘から払って構えてみると、ずっしりとした手応えは感じるも、手元重心でバランスが良いため、扱い良さを感じさせます。
附属の拵は鐔、縁頭、目貫、いずれも時代物が用いられており、柄にガタツキはありません。このまま武用刀として楽しまれるも良し、再研磨を施して美術鑑賞用として楽しむも良し。お値段据え置きでお求め易い価格でご案内致します。
裸身重量885グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,193グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
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