刀 1421 無銘(文珠)
- Mumei (Monju) -

刃長 二尺三寸八分九厘弱 / 72.4 cm 反り 五分二厘強 / 1.6 cm
元幅 31.4 mm 元重 7.2 mm
先幅 物打25.1 mm  横手位置22.3 mm 先重 物打5.5 mm  松葉位置5.4 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期
The early period of Edo era
鑑定書 貴重刀剣認定書 登録 令和4年3月28日 新潟県登録
附属 ・素銅地金鍍金はばき
・変蝋塗鞘打刀拵
価格 418,000 円(税込)



文珠とは江戸初期頃に紀伊で活躍した大和手掻系の刀工一派で、初代の手掻包永は、般若の文殊菩薩の剣を鍛えた功により文殊四郎の名を与えられ、それ以降、手掻派は文殊姓を名乗り、本家は代々文殊四郎を襲名したと言われています。
同派からは南紀重國も排出しており、新刀然たる派手な刃文がもてはやされたこの時代に於いて、文珠派は大和伝を墨守した古雅な作品を数多く遺しています。

この刀は元先の幅差頃好く、中切先やや延びごころ。表に二本、裏に一本の腰樋を掻いており、地鉄は小板目杢交じりでよく練れて少しく肌立って地景入り、刃文は直刃調に僅かな高低を持たせた互ノ目や湾れを交え、鋩子は直ぐ調に焼きたっぷりと、返りは幅広で砂流がかって横手位置の倍近く迄焼き下げています。
※横手下に極小の刃毀れがあります。

附属の拵は赤茶系の変わり塗りが施され、赤銅地の沢瀉透鐔に同じく赤銅地の龍図目貫、そして縁頭には同じく赤銅地で誂えられた、武士が好んだとされる勝虫図が用いられています。柄の脱着の際に木槌を使われたようで、柄頭の勝虫が少し凹んでしまっていることこそ惜しまれるものの、総体に品ある立派な拵で、鯉口には鉄製の口金が装着され、鐺金具にも薄い鉄が添えられており、実用面もしっかりと考慮して造られたことが容易に想像されます。
鞘を払って構えてみると、手元重心でバランスが良く、扱い良さを感じさせます。柄には少しがたつきがありますが、簡単な添え木で解決します。

裸身重量705グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,021グラム。


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