刀 1417 薩州住正良 安永五申二月日
- Sasshu ju Masayoshi -

刃長 二尺一寸四分一厘強 / 64.9 cm 反り 四分零厘弱 / 1.22 cm
元幅 31.3 mm 元重 7.3 mm
先幅 物打25.5 mm  横手位置20.5 mm 先重 物打6.0 mm  松葉位置5.4 mm
目釘穴 2個 時代 江戸中期安永五年 (1776)
The latter period of Edo era
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 登録 昭和58年2月10日 東京都登録
附属 ・素銅地金着二重はばき(新調済)
・白鞘
価格 1,540,000 円(税込)



薩州住正良は二代である伊地知正良の子で、享保18年(1733)生まれ。名は伊地知右衛門と称し、薩州住正良、薩摩官工平正良、伯耆守平朝臣正幸などと銘を切ります。
二代正良に鍛刀の技を学び、波平伝と相州伝の鍛造を習得し、父没後は三代目を継いで正良と名乗ります。天明四年(1784)に薩摩藩工に命じられ寛政元年(1789)十二月一日、奥大和守元平と時を同じくして「伯耆守」を受領し、「正良」の名を嫡男に譲って、自らは正幸(刻銘、伯耆守平朝臣正幸)と改めました。文政二年、八十七年の長寿で没するまで地道に鍛刀を続けて刀剣鍛練の著書を記し、多くの弟子を教育。数多の功績を残したことで江戸の水心子正秀と共に並び称賛され、父祖に優る才量を示し、元平と共に薩摩新々刀を代表する刀工で共に双璧と称される名工です。

この刀は元先の幅差が開き、中切先やや延びごころで、表裏に刀樋を丸留とし、地鉄は板目が柾に流れて地沸が付き、地景入り、刃文は沸出来の湾れ刃が匂深く荒沸が盛んについて冴えており、砂流し、金筋を交え、薩摩の芋蔓と称される独特の太い金筋が看取され、鋩子は直ぐ調にやや湾れごころを交え、薩摩新々刀の双璧と云われた名工振りを発揮した出来口を誇っています。
やや磨り上げられていることのみがただただ惜しまれますが、美術鑑賞刀としては申し分ない優品です。

裸身重量728グラム。


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