刀 1393 肥前守藤原鎮(以下切)(鎮政)
- Hizenn no kami Fujiwara Shigetada -

刃長 二尺三寸六厘強 / 69.9 cm 反り 三分六厘強 / 1.12 cm
元幅 32.4 mm 元重 6.65 mm
先幅 物打25.4 mm  横手位置21.45 mm 先重 物打5.2 mm  松葉位置4.65 mm
目釘穴 2個 時代 江戸前期元和頃(1615~)
The early period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 平成29年9月12日 大阪府登録
附属 ・素銅地金着はばき
・黒蝋塗捻刻鞘打刀拵
価格 550,000 円(税込)



鎮忠の族(兄)。伊賀名張の藩主藤堂高吉に召され、鎮忠、鎮弘、鎮知等と共に豊後から伊賀へ移り、名張にて槌を振るいました。鎮正同人。伊賀石堂と唱われ業物としても著名な腕の良い刀工です。

元先の幅差開いて中切先。反りやや浅目で姿良く、棟の庵は高め。地鉄は小板目よく練れて詰み、地景入り、地沸ついて美しく、淡く映り立つ。刃文は備前の一文字に迫る華やかな丁字乱れで、匂口明るく冴え、小足や葉が頻りに入り、見事の一言に尽きる。帽子は表裏共に乱れごころに先丸く返り、磨り上げこそ惜しまれるも、鎮政の手腕を余すこと無く示した力作である。
現状では保存刀剣審査受審にあたり、刀身上半の表裏の薄錆を落として内曇をかけた状態になっているも、地刃の鑑賞を楽しむことができます。特筆すべき疵も無く、下地研磨もしっかりとしたものが施されているので、化粧直しで本来の地刃の冴えを余すこと無く堪能できます。手元重心でバランスが非常に良く、実用面もしっかりと考慮して鍛えられたことが窺える優品です。

附属の拵は江戸後期に造られたうぶの品で、手が込んだ捻り刻みの鞘が眼を惹く逸品。鞘に凹み無く、贅を尽くした蛇腹巻の柄の状態も良く、縁頭と鐺金具は四分一による一作。鐔も在銘で鉄味が良く、総体的に保存状態が頗る良く、拵だけでも独り歩きできる程の健全さを誇っています。当然ながら柄に一切のガタツキは無く、今尚拵としての用を成す名品です。はばきは金着せ。
是非とも再研磨を施した後に、内外共に特別保存審査を御受審頂き、末永く御愛蔵下さい。

裸身重量715グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,024グラム。


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