刀 1373 土佐住瑞龍子貞弘造之 平成三年二月吉日
- Tosa ju Zuiryushi Sadahiro -

刃長 二尺四寸三分三厘強 / 73.74 cm 反り 六分六厘 / 2.0 cm
元幅 33.15 mm 元重 7.8 mm
先幅 物打24.6 mm  横手位置22.2 mm 先重 物打4.7 mm  松葉位置5.0 mm
目釘穴 1個 時代 平成三年(1991)
The early years of Heisei era
鑑定書 登録 平成3年3月7日 高知県登録
附属 ・銀はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 495,000 円(税込)



本名、岩本富士男貞弘。島根にその人ありと知られた瑞雲子川島忠善に学び、陸軍受命刀工として槌を振った山村善貞の門人で、故人間国宝高橋貞次からも作刀を学びました。荒々しく沸づいた作風を得意とし、左行秀写しを鍛えさせると現代随一と言わしめた高知の名工です。

元先の幅差頃好く開いて切先延びた鋭い姿が印象的な本刀は、小板目杢交じりで柾気強く、少しく肌立ち、刃文は匂口明るく冴えた直刃で、刃肌に絡んだ複雑なる働きが、刃中や刃縁の随所に現れ、筆で描いたような一際太い金筋や、細かな金筋、稲妻等が看取され、長い砂流かかり、帽子は直ぐに先丸く返り、迫力ある出来口を誇っています。また入念なる研磨が施されているため、切先周りの仕立ても良く、凛とした様は、映画もののけ姫の歌詞に見る『研ぎ澄まされた刃の美しいその切先に…』がピタリと当てはまります。

鞘から払って構えてみると、手元重心で非常にバランスが良く、軽く感じられ、片手操作に適していることを実感させますが、出来良い一刀だけに、願わくば武用刀としてではなく、美術鑑賞刀としてお楽しみ頂きたい逸品です。

裸身重量773グラム。  拵に納めて鞘を払った1,065重量グラム。


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