刀 1346 |
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無銘(尻懸) |
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- Mumei(Shikkake) - |
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刃長 |
二尺二寸一分六厘強 / 67.18 cm |
反り |
四分九厘強 / 1.5 cm |
元幅 |
31.3 mm |
元重 |
8.5 mm |
先幅 |
物打25.4 mm 横手位置22.2 mm |
先重 |
物打6.4 mm 松葉先4.9 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
鎌倉後期
The latter period of Kamakura era |
鑑定書 |
特別保存刀剣鑑定書 |
登録 |
平成3年7月26日 千葉県登録 |
附属 |
・素銅地金着はばき
・白鞘 |
価格 |
1,650,000 円(税込)
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大和五派(当麻・保昌・手掻・尻懸・千手院)中、尻懸派は則長を事実上の祖として大いに繁栄した、現在の奈良県天理市岸田町尻懸の刀工郡で、尻懸との名の由来は大和神社の神輿が休息する為に設けられた四角い台石(尻懸石)からきています。
尻懸派の事実上の祖とされるのは、則弘の子と伝えられる初代則長で、文保三年(1319)48歳の行年銘が入った作品や暦応三年(1340)69歳の行年銘が入った作品が残されており、それによって逆算すると、文永9年の生まれであることが窺がえます。
この時期の大和物は地鉄が極めて精美な作が多く、尻懸派の特徴としては、鎬が高く、鎬幅広く、板目が流れごころで刃文は直刃基調ながら小互の目が連れて焼かれている点が挙げられます。
この刀は大きく磨り上げられるも、今尚身幅重ね共にごりっと健全な姿を留めており、地鉄は小板目流れて柾がかり、良く練れて詰むも少しく肌立って地景入り、直ぐ映り立つ。刃文は匂口明るく冴えた直刃調で僅かに湾れ、小足入って小互ノ目を成し、刃縁は盛んに砂流がかかり、打除風の刃を交える等、古雅で趣深い出来口を示しており、帽子の焼刃も焼幅広くしっかりと残っています。
是非とも重要刀剣審査を御受審下さい。
裸身重量830グラム。
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