刀 1304 石見守藤原國房
- Iwami no kami Fujiwara Kunifusa -

刃長 二尺四寸七分五厘弱 / 75.0 cm 反り 五分九厘弱 / 1.8 cm
元幅 31.6 mm 元重 7.1 mm
先幅 物打25.5 mm  横手位置22.6 mm 先重 物打6.1 mm  松葉位置4.5 mm
目釘穴 2個 時代 江戸前期
The early period of Edo era
鑑定書 登録 昭和50年6月11日 静岡県登録
附属 ・素銅地銀着金鍍金はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 660,000 円(税込)



本刀を鍛えた國房という刀工について調べてみましたが、手元銘鑑に該当する刀工の名が見られず、銘鑑漏れの刀工と思われます。
この刀は元先の幅差程好く開き、切先延びた力強い姿。地鉄は杢目肌よく練れて詰むも所々肌立ち、刃文は沸出来で匂口沈み、湾れ調子に互ノ目を交え、刃縁に荒々しい大粒の沸が付いて地に溢れ、砂流かかり、刃中には葉や太い金筋も見られ、千変万化の妙を楽しむことができます。鋩子は直ぐに先焼きたっぷりと丸く返っており、手持ちバランスはずっしりと重さを感じるものの、刀身中程から手元重心で重さの割にバランスは良いです。

附属の拵に附属する切羽はこの刀のために製作されたオリジナルの物で、常に見る切羽の刻みよりも幾分丸みを持たせ、金の薄板を被せた金着せ。経年から見ると金の剥離も無く状態は良い。縁頭の材質が異なるため、粗見すると合せ物のように見えますが、こうした意匠もあるのでしょう。一風変わった趣を感じさせ、鮫皮には目釘孔を埋めた痕が在り、鮫皮が高級品であった当時、鮫皮のリサイクルが頻繁に行われていた様子が垣間見られます。はばきは金着せですが、金より銀の含有量が高いため、ほんのりと金色を帯びた銀着せと言った印象です。
写真には写っておりませんが、古い鞘もございます。こちらは鞘自体に割れ等は無いのですが、漆の剥離が見られるため、今回は新しい鞘をご用意してご案内致しております。古鞘の本漆による補修は55,000円(税込)にて承ります。古い拵は年々数を減らす一方ですので、是非ともこの刀に附属します古鞘の補修を御用命頂き、拵も価値ある物に蘇らせて下さい。
※古鞘補修も同時に御用命下さる場合は、補修代含め700,000円(税込)で御奉仕させて頂きます。

裸身重量858グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,159グラム。


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