刀 1265 無銘 (新々刀海部)
- Mumei (Shinshinto Kaifu) -

刃長 二尺二寸三分二厘強 / 67.65 cm 反り 三分二厘強 / 0.99 cm
元幅 32.3 mm 元重 8.5 mm
先幅 物打24.6 mm  横手位置21.4 mm 先重 物打6.6 mm  松葉位置5.8 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期
The latter period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 平成30年7月12日 神奈川県登録
附属 ・陸軍九八式略式軍刀拵
・素銅はばき
価格 380,000 円(税込)



阿波徳島の海部師久を祖とする海部鍛冶は、銘鑑によると鎌倉末期より始まると言われるも、現存が確認出来るのは室町初期の応永頃からで、江戸時代には蜂須賀家のお抱え鍛冶として徳島城下で鍛刀し、幕末迄栄えました。
作品の多くは片切刃造で沸出来の物が多く、阿州住某等と銘を切り、刀身銘が多々見られ、棟を鋸刃に仕立てた物も現存します。

この刀はうぶ茎で、元先の幅差が程好く開き、反り浅く、切先延びて、いかにも物斬れしそうな体配。小板目杢交じりの地鉄はよく練れて詰み、一部に大肌が見られ、刃文は匂口明るい直刃で、刃中にぽつぽつと足が見られ、帽子は直ぐに丸く返っています。
当店にて登録代行等を行いました。この度初めて市場に登場しますうぶ買付刀です。ヒケや擦れ傷が目立ちますが、現状でも地刃の鑑賞は可能。余力ある方は再研磨の上お楽しみ下さい。
※指表下の方刃縁にフクレ在り。

裸身重量834グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,167グラム。


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