刀 1256 南紀住龍神太郎源貞行(花押) 根槌源貞茂 昭和戊午歳十一月吉日
- Nanki ju Ryujin Taro Minamoto Sadayuki Sadashige -

刃長 二尺三寸一分三厘強 / 70.1 cm 反り 五分七厘強 / 1.75 cm
元幅 34.2 mm 元重 7.7 mm
先幅 物打27.0 mm  横手位置24.0 mm 先重 物打5.7 mm  松葉位置5.0 mm
目釘穴 1個 時代 昭和53年 (1978)
The latter period of Showa era
鑑定書 登録 昭和54年2月9日 和歌山県登録
附属 ・素銅地銀着はばき
・白鞘
価格 330,000 円(税込)



龍神太郎源貞行(初代龍神太郎)。俗名は安達貞楠。明治42年生まれ。全日本刀匠会々員。入選等の受賞多数。 師は人間国宝月山貞一刀匠と兄弟々子の大阪川野貞心刀匠の二人。
和歌山県では県会議長就任者に貞行の刀が議会から贈呈されており、貞行の刀を所有することは名誉なことでありました。
貞行は戦時中は旧陸軍受名刀匠として紀南日本刀鍛錬研磨道場鍛錬部主任となり、軍刀を100余振鍛えました。自ら国産の砂鉄を自家製鋼していたことや、数多の実用刀作刀経験から、地鉄の鍛えと切れ味の良さには定評がある人気の刀工でした。平成8年没。

貞茂、本名安達茂文。昭和33年、龍神太郎貞行の子として生まれ。15歳より父、貞行に学び、22歳の時に人間国宝であった故月山貞一刀匠に三年に渡って師事。その後、従兄弟の安達和喜(貞和)刀匠と共に作刀を始めました。作風は月山流のよく錬れた地鉄に、沸が良くついた明るく冴えた刃文を焼き、刀身彫刻も得意とします。

この刀は貞行と貞茂親子による合作で、元幅と先幅が程好く開き、切先やや延びごころ。しなやかな姿態の中に鋭さを感じさせます。鍛えは小板目に杢交じり、緻密に練られて詰むも少しく肌立ち精美。刃文は匂口明るく、湾れ調子に尖りごころの刃や互ノ目を交え、刃中には足・葉入り、鋩子は直ぐに丸く返っています。

実用刀として数多の軍刀を手掛けた経験が活きているのでしょう。ガッチリとした造り込みであるにもかかわらず、手にした時のバランスは良く、実際の重さより軽く感じられます。

店主 町井勲からのご提案
既成の鞘には残念ながら納まらないため、鞘は本職による新調が必要となりますが、柄前は簡易武用柄で製作できます。その仕様でよろしければ拵は121,000円(税込)にて製作可能です。勿論金具代や私(町井勲)による監修を含めました総額です。
拵一式全てを本式で製作する場合は、金具代別220,000(税込)より承っております。こちらは本漆塗鞘となります。

裸身重量851グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。