刀 1251 |
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伯耆守藤(以下切)(藤原信高) |
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- Hoki no kami (Cutoff below)(Fujiwara Nobutaka) - |
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刃長 |
二尺二寸二分四厘弱 / 67.4 cm |
反り |
二分九厘強 / 0.9 cm |
元幅 |
32.9 mm |
元重 |
7.5 mm |
先幅 |
物打26.6 mm 横手位置22.9 mm |
先重 |
物打5.4 mm 松葉位置5.2 mm |
目釘穴 |
2個 |
時代 |
江戸前期
The early period of Edo era |
鑑定書 |
保存刀剣鑑定書 |
登録 |
平成3年1月10日 愛知県登録 |
附属 |
・素銅地金着はばき
・白鞘 |
価格 |
330,000 円(税込)
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尾張に於いて高名な伯耆守信高は美濃三阿弥系の刀工で、慶長15年に尾張へ移住して以来、尾張徳川家の藩工として代々仕え幕末まで繁栄しました。
本工信高をはじめ、兼常や氏房など、美濃から尾張へ移住してきた美濃鍛冶を尾張関と称し、信高はその総代を務めています。
この刀は磨り上げられた際に藤より下が失われていることもあり、また、歴代の信高はいずれも銘振りが酷似していることから詳細なる代別は難しい。しかしながら反り浅めの体配から察するに、二代か三代辺りかと思われます。
磨上られても尚、元先の差が開き、中切先に結んだ所謂寛文新刀体配で、地鉄は杢目肌よく練れて詰み、刃方棟方柾となった美濃伝鍛え。刃文は匂口締った直刃で物打辺りからは微細に小湾れごころを交え、所々にやや大粒の沸が絡み、鼠足盛んに入る箇所が在り、一見単調な直刃に見えるも、仔細に見ると細やかな刃縁の変化が看守され、鋩子は直ぐに丸く返っています。
裸身重量734グラム。
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