刀 1225 作陽士多田正利作
- Sakuyoshi Tada Masatoshi -

刃長 二尺一寸九分三厘弱 / 66.46 cm 反り 五分四厘弱 / 1.64 cm
元幅 33.6 mm 元重 8.1 mm
先幅 物打23.3 mm  横手位置21.0 mm 先重 物打5.7 mm  松葉位置6.5 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期(1848~)
The latter period of Edo era
鑑定書 登録 昭和39年7月21日 大阪府登録
附属 ・銀はばき
・青貝微塵散変塗鞘半太刀拵
価格 495,000 円(税込)



俗名、多田四郎右衛門。細川正義の門人で津山藩士でもありました。弘化から元治にかけての作刀があり、9人の弟子を抱え、幕末の美作では有力な鍛冶でした。門人である宣勝が熊本藩工になった関係で、肥後熊本でも駐槌しています。

この刀は元先の差が開き、切先やや延びた造り込みで、地鉄は小板目よく練れて詰み少しく肌立ち、地沸付いて地景入る。刃文は匂口明るく冴え、下の方では角張った感じの互ノ目を焼き、先に行くに従って丸みを帯びた互ノ目や互ノ目足を焼き上げ、細かな砂流や葉が見られ、帽子は表裏共に気持ち乱れて先丸く帰っています。

付属の拵は一作金具の半太刀拵で、鞘は青貝微塵散らしの豪華な塗りが施された贅沢品。柄糸の色も上品で派手さがなく、柄の鮫皮には目釘穴を埋めた痕が見られますが、これは当時貴重であった鮫皮を再利用したものであり、別の刀の拵を合わせたものではございませんのでご安心下さい。はばきや切羽他、金具全てが銀無垢の完全なるオリジナル品。かなり身分の高い士の指料であったことが覗えます。今の時代、切羽のすり替えもない完全なるうぶの拵は大変貴重です。
柄前の鮫皮が経年劣化により剥落したのを、別の鮫を切り貼った上手ではない修復がなされています。思い切って鮫の巻き替えと柄糸の巻き替えをされては如何でしょうか。

裸身重量714グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,075グラム。


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