刀 1194 |
|
濃州関住一文字源天秀鍛之 |
|
- Noshuseki ju Ichimonji Minamoto Amahide - |
|
|
|
刃長 |
二尺一寸二分強 / 64.26 cm |
反り |
五分四厘弱 / 1.65 cm |
元幅 |
30.3 mm |
元重 |
8.0 mm |
先幅 |
物打23.4 mm 横手位置20.7 mm |
先重 |
物打6.0 mm 松葉位置6.2 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
昭和前期
The early period of Showa era |
鑑定書 |
― |
登録 |
昭和34年4月23日 長野県登録 |
附属 |
・真鍮はばき
・陸軍九八式略式軍刀拵 |
価格 |
400,000 円(税込)
|
|
|
|
福本天秀は本名をは福本秀吉と言い、株式会社関日本刀鍛錬所に所属した刀工で、一文字天秀と名乗りました。活躍したのは昭和前期で、数多の軍用刀身を鍛え、その強靭さと刃味には定評があり、聖代刀匠位列に於いては、上工の列、大業物関脇格に列しています。
この刀は元先の差が程好く開いた上品な姿で、地鉄は杢目柾流れで緻密に練られて少しく肌立ち、地景入り、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、焼頭の匂口が締り、刃中には地鉄に絡んで現れた金筋や砂流が随所に見られ、蛇の目の如き葉を交え、角がかった刃交じり、帽子は直ぐに丸く返っています。
附属の陸軍九八式略式軍刀拵は金具の状態が良く、今尚山吹色に輝いており、通常、野戦用革覆の下は白木のままの鞘が散見される中、本拵は本漆で黒く鞘が塗られた高級品です。
現状でも地刃の御観賞可能ですが、本鍛錬の出来良い一刀ですので、余力ある方はしっかりとした研磨を施し、天秀の地刃の冴えをお楽しみになられては如何でしょうか? 保存刀剣鑑定もゆうに合格する優刀です。
裸身重量741グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,081グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
|
|
|