刀 1175 |
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加賀守藤原貞廣 越前住下坂 |
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- Kaga no kami Fujiwara Sadahiro - |
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刃長 |
二尺三寸一分二厘弱 / 70.07 cm |
反り |
四分二厘強 / 1.3 cm |
元幅 |
30.1 mm |
元重 |
7.0 mm |
先幅 |
物打21.1 mm 横手位置18.9 mm |
先重 |
物打5.4 mm 松葉位置4.7 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
江戸前延宝頃
The early period of Edo era |
鑑定書 |
保存刀剣鑑定書 |
登録 |
昭和31年8月16日 岐阜県登録 |
附属 |
・素銅地銀着二重はばき
・腰刻渦文白檀塗鞘打刀拵
・白鞘 / 継木 |
価格 |
750,000 円(税・送込)
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加賀守貞廣は康継一門越前下坂派の刀工で、寛永十七年(1640年)越前下坂に生まれ、越前の他に京でも作刀した元禄頃の良工で、加賀守藤原貞廣、高柳加賀守藤原貞廣などと銘を切り、比較的直刃仕立ての作品が多く見られ、乱れ刃の作品は稀です。
この刀は元先の差が開きいた寛文新刀姿を留める作品で、地鉄は小板目肌良く練れて詰むも少しく肌立って精美。刃文は匂口明るく冴えた中直刃仕立てに焼き上げた作品で、刃縁の変化に富み、鼠味や繊細な砂流が見られる玄人好みの出来口です。特筆すべき鍛錬疵も無く、茎のうぶのままですので、ゆうに特別保存刀剣鑑定に合格することでしょう。手持ちバランスも良く、扱い易さを感じる優刀です。
古研ぎですが特に研磨の必要は無いものの、出来良い一刀だけに上研磨を施して頂きたく、研磨代金を考慮した価格でご紹介させて頂きます。
附属の拵は腰を刻み、渦巻き模様の白檀塗を施した贅沢な品で、縁頭等の金具周りも意匠高い優品が用いられ、この刀を帯びていたであろう士の身分の高さと伝来の良さを垣間見せます。鯉口内部も綺麗な状態ですので、どうか居合等の稽古にこの拵のままお使いになられることは御遠慮頂き、健全な状態で次の時代へ伝え遺して頂けることを切望致します。
裸身重量672グラム。 拵に納めて鞘を払った重量948グラム。
各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
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