刀 1171 豊後住大和守藤原國行
- Bungo ju Yamato no kami Fujiwara Kuniyuki -

刃長 二尺二寸二分二厘強 / 67.35 cm 反り 四分六厘弱 / 1.4 cm
元幅 30.0 mm 元重 6.2 mm
先幅 物打22.2 mm  横手位置19.8 mm 先重 物打4.3 mm  松葉位置4.4 mm
目釘穴 2個 時代 江戸前期寛文頃(1661~)
The early period of Edo era
鑑定書 特別貴重刀剣認定書 登録 令和2年7月27日 滋賀県登録
附属 ・山銅はばき
・黒石目塗鞘打刀拵
価格 380,000 円(税別)



豊州高田派は、豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、古刀期の作に平姓を銘切るものが多いことから、それらを平高田と称し、新刀期以降、藤原姓を銘切るようになってからは、藤原高田と汎称します。
古来より実用刀としての評価が高い一派で、武用刀として数多の武将に愛用されました。藤原高田の中でも、とりわけ大和守藤原國行は名工として名高く、時代は江戸の虎鉄や大坂の助廣、真改と同時代の寛文頃(1661年)の業物として著名であり、刃文は当時、肥前刀として一世風靡した近江大掾忠廣の如き匂口の深い直刃を明るく焼き上げることから、國行をはじめとした豊後刀の多くが、肥前刀の偽物に改竄された悲しき歴史もあるほどです。

この刀は小板目良く練れて詰んだ地鉄に地沸が付き、地刃の出来は頗る良く、匂口明るく冴えた互ノ目乱れを巧みに焼き上げ、刃中には葉が見られ、所々に大粒の沸が絡みつき、乱れの谷には吊り橋の如き沸筋が、乱れの山を繋ぐなど、見所ある出来口で國行の技量の高さを示す作品です。
現状では身幅、重ねを無駄に減らさぬよう、小錆を残したまま研ぎ上げられていますが、古研ぎとは言え、しっかりとした良い仕事の研磨がかけられています。余力ある方は再研磨を施して頂き、特別保存刀剣鑑定に挑戦なさってください。

附属の拵は金具を全て菊の図で統一した上品な品で、見た目にもスッキリとしていて気持ちが良く、鞘から払って構えてみると、手持ちのバランスがとても良く、片手操作にも適しています。
柄には少し遊びがありますが、目釘を差し込むと遊びがおさまります。完全なるがたつきの補修御希望の場合は、5,000円(税別)にて承ります。
※小錆を残したまま仕上げている関係で、物打辺りに極小の刃毀れのように見える箇所がございます。

裸身重量606グラム。  拵に納めて鞘を払った重量894グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。