刀 1158 無銘(祐定)
- Mumei(Sukesada) -

刃長 二尺三寸六分七厘 / 71.72 cm 反り 四分〇厘強 / 1.23 cm
元幅 32.7 mm 元重 8.4 mm
先幅 物打23.4 mm  横手位置19.7 mm 先重 物打5.1 mm  松葉位置3.8 mm
目釘穴 1個 時代 室町末期
The last years of Muromachi era
鑑定書 貴重刀剣認定書 登録 昭和37年11月20日 大阪府登録
附属 ・素銅はばき
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 398,000 円(税別)



末備前物と称される室町末期の刀工中、祐定銘の作刀は多く、中でも与三左衛門尉、源兵衛尉、彦兵衛尉が有名です。 刀剣の需要が多く求められた戦国期、備前刀は数多の戦に向けて数多く鍛えられ、そうした実用刀で俗名を銘切っていない末備前物を、数打と卑下する悪習が刀剣界にはありますが、粗製乱造されたわけではなく、俗名を銘切っていない作品の中にも、驚く程出来が良い作品が多々見受けられ、中には俗名個銘極めまで可能な出来優れた作も見られます。

末備前の中でも祐定個銘極めを受けたこの刀は、元先の差が開き、反りが浅目で切先延びごころ。太刀と刀を併用した姿が多く見られるこの時代に於いても、本刀のように斬撃を主眼とした反り浅目の打刀が鍛えられています。
地鉄は小板目杢交じりで肌立ち、淡く映りごころがあって、刃文は小湾れ調子の刃取りに、匂口明るく冴えた互ノ目を焼き上げ、刃縁には随所に砂流が顕著に現れ、足、葉入り、金筋、稲妻入る等、地鉄に沸が絡んで織り成す、古雅で華やかな出来口。手元重心でバランスが良く、手持ちの良さは居合等の片手操作にも適しています。研ぎの下地も良く、刀の顔とも称すべき横手付近はキリッとして見た目も良く、観賞刀としても申し分ない作品です。
※指裏区下に斜線状に見えるものは、鎬地の針磨きの際に研師がうっかりと針でつけてしまった引掻き傷で、鍛錬疵の類ではございません。部分研磨にて除去できます。

附属の拵は当店にて店主町井勲監修の下新調致しました。勝虫図金具で統一された見た目もスッキリとした武用拵です。

裸身重量82グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,031グラム。


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