刀 1137 肥前國唐津住正次
昭和三十六年正月吉日 此刀一代三振之内作置者也 五十七才
- Hizen no kuni Karatsu ju Masatsugu -

刃長 三尺三厘 / 91.0 cm 反り 八分五厘強 / 2.6 cm
元幅 34.4 mm 元重 8.1 mm
先幅 物打27.2 mm  横手位置23.9 mm 先重 物打6.7 mm  松葉先5.3 mm
目釘穴 1個 時代 昭和36年(1961)
The Showa era
鑑定書 登録 昭和36年6月7日 佐賀県登録
附属 ・銀はばき
・白鞘
価格 800,000 円(税別)



本名は田口喜一。明治37年7月28日生まれ。佐賀県唐津市八幡町住。先祖代々唐津藩御抱鍛冶の家柄で、昭和10年頃より水心子正秀の鍛法を父と共に研究。後に栗原昭秀に師事しました。
昭和14年、15年頃第5回日本刀展覧会に出品。金牌、海軍大臣賞を受賞。昭和16年陸軍受命刀匠を拝受。陸軍々刀技術奨励会入選。金賞海軍大臣賞受賞。戦後も刀剣を鍛え、努力賞、奨励賞等を受賞するなど、輝かしい名声を博した昭和の名工です。
戦後は昭和33年~38年、作刀技術発表会へ出品。奨励賞、努力賞等を受賞。弟子に忠孝刀匠が居ます。陸軍々刀技術奨励会入選、金賞海軍大臣賞受賞。戦後も刀剣を鍛え、努力賞、奨励賞等を受賞。輝かしい名声を得た昭和の名工です。

この刀は茎に切られた銘文によると、正次57歳の頃の作品で、三尺もの長物を鍛えたのはこの刀を含めて三振のみのようです。元先の開きは程好く、切先延びごころ。反りも程好く優雅であり、小板目鍛えの地鉄は良く練れて詰んで精美。刃文は匂口明るく、互ノ目丁子乱れを見事に焼き上げており、刃中には足よく入り、飛焼交え、覇気に満ちています。
これだけの長寸でありながら疵は殆ど無く、正次刀匠の技量の高さをまさにしらしめる作品と言えるでしょう。今現在、これ程の刃長の作品を注文すれば、打卸代金のみならず、研磨代も相当な金額が必要です。既に故人となられた正次刀匠の過去作であるからこそ、この価格で御入手頂けます。

裸身重量1166グラム。


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