刀 1135 包真
- Kanezane -

刃長 二尺一寸八分九厘 / 66.33 cm 反り 五分三厘 / 1.6 cm
元幅 32.5 mm 元重 8.6 mm
先幅 物打25.4 mm  横手位置21.4 mm 先重 物打6.4 mm  松葉位置5.6 mm
目釘穴 2個 時代 室町中期
The middle period of Muromachi era
鑑定書 登録 昭和56年7月21日 茨城県登録
附属 ・素銅地金着はばき
・白鞘
・黒蝋塗鞘打刀拵
価格 715,000 円(税込)



大和手掻派は、東大寺の西の正門である碾磑門の外辺に居住して作刀したことからこの名があるといわれています。包永を祖とし、鎌倉時代中期から室町時代末期に及んで活躍しており、室町時代のものは「末手掻」と称されています。
包真は南北朝期~室町期に渡り数代続いた刀工で、手掻本流の優工です。

この刀は寸短めで、所謂片手打と称される室町中期の体配を、うぶの姿のままとどめており、延びた切先が鋭さを感じさせて力強く、小板目肌がよく練れて詰み、匂口明るく冴えた互ノ目丁子乱れは、鎬に向かって暴れ、飛焼盛んに交えて皆焼がかり、刃中には金筋や砂流が顕著に現れ、荒沸が付くなど躍動感溢れる出来口を示す、同工屈指の名作です。
現状でも観賞に支障は全くございませんが、出来が良い一刀だけに、上研磨を施した上で愛でて頂きたく、研磨代を考慮した価格で御案内致します。

附属の拵は当店にて店主町井勲監修の下製作致しました武用拵で、寸分の狂いもない完品です。デザインの良い金具を用いているので見た目もスッキリとしており、薄手の鐔を装着しているため、将来、鐔の交換をされる場合を考慮して、切羽は三枚仕立にしております。鋭さ感じさせる手持ちの良い末関の一刀を是非この機会にお求めください。附属の拵は大和本流の名品を是非この機会にコレクションにお加えください。

裸身重量825グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,061グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。