刀 1113 湧水心貞吉謹作之 昭和癸亥三月日
- Yusuishin Sadayoshi -

刃長 二尺四寸六分七厘 / 74.76 cm 反り 五分三厘強 / 1.63 cm
元幅 32.2 mm 元重 8.2 mm
先幅 物打25.8 mm  横手位置22.4 mm 先重 物打6.1 mm  松葉先4.8 mm
目釘穴 1個 時代 昭和58年(1983)
The latter period of Showa
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和58年8月17日 静岡県登録
附属 ・素銅地金着はばき
・茶石目塗鞘打刀拵
・白鞘
価格 夏季セール特別価格
930,000 円(税別)
880,000(税別)



本名、榎本貞市。故人間国宝月山貞一の父でもあり、名匠との誉れ高き月山貞勝の門人です。
明治41年徳島県に生まれ、昭和3年より貞勝に師事しました。昭和18年に独立して静岡三島へ移住し、大東亜戦争後、数多くの入賞を果たし、現代刀匠の最高位である無鑑査となり、晩年には「湧水心」と号し、平成12年に没しました。
貞吉は鍛えの名人として評価が高く、月山貞勝門下では人間国宝の月山貞一、高橋貞次と並ぶ名手として世に知られ、作品は特に相州伝の優れた作を残し、正宗や志津を狙った作刀が多く見られます。

この刀は姿好く、中切先やや延びごころ。表裏に刀樋を掻き流し、地鉄は板目肌が良く練れて少しく肌立ち、刃文は互ノ目乱れを匂口明るく焼き上げ、地鉄に絡んで砂流が顕著に現れ、静の中に動を見るかの如く、流石は無鑑査刀匠の作と観る者を唸らせる出来口を誇る一刀です。
指裏はばき上に一本ヒケが見られますが、研磨状態好ましく、手をかけることなく貞吉刀匠の地刃の冴えを存分に御堪能頂ける逸品です。

附属の拵は当店々主町井勲監修の下にて新調致しました品で、鞘は汗ばむ季節でも鞘引きし扱い易い石目塗りとし、構図良い現代金具を用いて仕上げました。当然ながら柄のガタツキは無く、気持ち良く御所持頂けます。

裸身重量843グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,104グラム。


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