刀 1019 |
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無銘(伝 大宮) |
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- Mumei(Den Omiya) - |
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刃長 |
二尺二寸五分一厘強 / 68.23 cm |
反り |
六分 / 1.82 cm |
元幅 |
32.1 mm |
元重 |
7.0 mm |
先幅 |
物打24.2 mm 横手位置20.6 mm |
先重 |
物打5.1 mm 松葉先4.2 mm |
目釘穴 |
1個 |
時代 |
南北朝
The Nanbokucho era |
鑑定書 |
特別保存刀剣鑑定書 |
登録 |
昭和39年5月22日 静岡県登録 |
附属 |
・素銅地金着二重はばき
・白鞘 |
価格 |
2,750,000 円(税込)
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備前國大宮派は、同派の遠祖國盛が、山城國猪熊大宮より備前に移住したことに始まると伝え、「備州長船盛景」等と長銘に切る盛景がその代表工とされてきたが、近年、その作風や逆鏨に切る銘字の共通性より、同工は近景・義景の系譜に連なる長船傍系の刀工で、むしろ「盛景」「盛継」等と二字に太鏨大振りに銘を切る鍛冶達こそが、國盛の流れを汲む真の意味での大宮鍛冶ではないか、とする新説が生まれ、従来の説に再検討を促している。
この刀は、板目に杢、流れ肌が交じり、地沸厚く付いて地景がよく入り、淡く映りが立ち、刃文は小湾れ、互ノ目、丁子、尖り刃等多種の刃を交えて所々やや角張り、足、葉が盛んに入り、匂勝ちに小沸が付いて金筋・砂流かかり、帽子は直ぐに先やや焼詰風。焼幅が広く、鎬に迫らんとする激しい乱れ刃が印象的であり、刃中の変化に富んだ働きは、眺めていて心惹き込まれるも飽きを感じさせない。身幅重ね共にしっかりとしており、重要刀剣指定も時間の問題であろう堂々たる一口。
裸身重量638グラム。
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