刀 1012 粟田口(以下切)(近江守忠綱・初代)
- Awataguchi(Cutting below)(1st Gen of Omi no kami Tadatsuna) -

刃長 二尺二寸四分六厘強 / 68.08 cm 反り 一分九厘弱 / 0.58 cm
元幅 29.2 mm 元重 7.0 mm
先幅 物打24.0 mm  横手位置19.7 mm 先重 物打5.2 mm  松葉先4.0 mm
目釘穴 3個 時代 江戸前期寛文頃(1661~)
The early period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和37年8月23日 兵庫県登録
附属 ・素銅地銀着はばき
・白鞘
価格 398,000 円(税別)



初代忠綱は慶長14年に播磨国姫路に生れました。姓は浅井で、 粟田口國綱の後裔と称し、銘に粟田口を冠しました。寛永14年頃より山城にて鍛刀し、後の慶安元年頃に大阪に移住。延宝4年67歳の作までのものが経眼されます。子に名工の誉れ高い一竿子忠綱をはじめ、摂津守忠行、近江守忠光、正綱がおり、弟子に、長綱、包綱、廣綱、吉綱等がおり、初代忠綱は大阪新刀を代表する名工の一人として名高い人気工です。

この刀は小板目肌が良く練れて詰んだ精美な地鉄に、匂口明るく冴えた互ノ目丁子を焼き上げた作品で、刃中よく足入り、金筋や砂流等が見られ、頗る出来が良い一刀です。
研磨状態も良好で特に手を掛ける必要はございませんが、横手下一寸程のところに、何かに刃先を軽く当てた程度の目立たぬ刃潰れが在ります。部分研磨で除去可能。

裸身重量670グラム。

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