脇指 514 無銘(末三原)
- Mumei(Suemihara) -

刃長 一尺三寸八分三厘 / 41.9 cm 反り 三分六厘 / 1.1 cm
元幅 26.8 mm 元重 5.6 mm
先幅 物打25.5 mm 先重 物打4.6 mm
目釘穴 1個 時代 室町後期
The latter period of Muromachi era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和53年9月25日 大阪府登録
附属 ・素銅地金鍍金二重はばき
・白鞘
価格 100,000 円(税・送込)



備後国三原派は、備前・備中の両国の近くにありながら、備前伝及び山城伝いずれの影響も受けず、鎌倉末期より室町末期まで一貫して大和伝を遵守しています。
従来は、正家が祖であるとされてきましたが、同工の年紀入りの作刀がいずれも南北朝期である為、最近では鎌倉末期の国分寺助国を祖とするという説が有力となっています。
年代で大きく三つに区分し、南北朝より以前を古三原、室町初中期を三原、室町末期を末三原と呼称し、古い時代から評価が高く、現在でも国の指定である重要文化財や重要美術品などに多くの作刀が指定されるなど、斯界で高く評価されています。
貝三原派は、末三原の中で名前に貝を冠した一派の事で、何故貝三原というのかには諸説有り、現在有力な説としては備後国御調郡高調町貝ヶ原という地名に因むという説と銘に「備後國三原住貝○○」と銘に切る事に因むという説の二説が有力で、また、一派の作の中には重要刀剣に指定されている物もあり、作風から見ても技量高き刀工群です。

この脇指は、室町後期に流行した長巻き直し風の造り込みで、小板目や杢目に柾がかかり、単調な直刃の作品が数多く見られる同派にしては珍しく、刃中や刃縁に盛んな働きが見られる作品で、細やかな金筋が長く刃縁に現れています。

裸身重量306グラム。


各種クレジットカード、セディナショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。