脇指 505 無銘
- Mumei -

刃長 一尺三寸一分四厘 / 39.82 cm 反り なし
元幅 13.4 mm 元重 3.7 mm
先幅 物打11.0 mm  横手位置8.0 mm 先重 物打3.2 mm  松葉位置1.9 mm
目釘穴 1個 時代 江戸後期
The latter period of Edo era
鑑定書 登録 昭和54年1月17日 静岡県登録
附属 ・宣徳はばき
・桜皮包仕込杖拵
価格 112,000 円(税・送込)



様々な理由により刀剣を剥き出しで携行できない場合において、護身用や暗殺用途に用いるために製作された仕込と称される武具。仕込と呼ばれるだけあって、外見からは刀剣とは分からないように偽装されており、その多くは扇子や煙管、杖などの日用品を装っていることが多い。
特に日用品に偽装したものは、大っぴらに武器を持つ事ができないが、武装の必要性のある町人が護身用として持っていたようで、その中でも時代劇『座頭市』の主人公・市の得物である仕込杖は有名で、欧州でも中世頃からソードスティック(Swordstick)・剣杖(CaneSword)と呼ばれる仕込杖が存在しています。
暗殺用具として用いられたものの他に、近代になって市民社会が発達し、たとえ貴族であっても刀剣を公然と携行することができなくなると、護身用具として杖や傘などの「通常携行していても違和感のない日用品」に偽装、もしくは刀身を内蔵した刀剣類が所持されるようになった(これは後に拳銃の発達によって廃れてゆく)。
日本では、明治時代に廃刀令が発布されると、士族階級に刀を仕込んだ杖を所持、携行することが流行。その後、明治政府によって「刀剣を内蔵した杖」にも禁止令が発布され、現在は銃刀法によって「仕込み刀として製作された刀剣の拵(外装)に刀身を内蔵させたもの」は所持及び所有が禁止されていますので、この脇指を保管される際には、拵に納めることなく、必ず別々で保管されますようお願い致します。

この脇指は仕込杖の刀身として鍛えられたもので、かなり細身な造り込み。現状では地刃は観賞できませんが、その分研磨代を考慮した特化にて御案内致します。※刃文写真は割愛させていただきます。
柄に目釘穴は空いておらず、振り回すというよりは、主に刺突を重きを置いた一刀のようです。

裸身重量130グラム。  拵に納めて鞘を払った重量479グラム。


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