脇指 380 肥州河内守藤原正廣
- Hishu Kawachinokami Fujiwara Masahiro -

刃長 一尺七寸四分一厘 / 52.75 cm 反り 二分六厘 / 0.8 cm
元幅 34.4 mm 元重 7.5 mm
先幅 物打27.4 mm  横手位置23.2 mm 先重 物打6.1 mm  松葉位置4.5 mm
目釘穴 1個 時代 江戸前期
The early period of Edo era
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書
特別貴重刀剣認定書
登録 昭和43年11月18日 北海道登録
附属 ・素銅地金着二重はばき
・佐藤寒山鞘書白鞘
・黒変塗鞘脇指拵
価格 550,000 円(税別)



二代正廣は初代正廣の子で、寛永四年に生まれ、初め佐伝次と称し、初銘を正永と切りました。
万治三年に武蔵大掾を受領し、翌寛文元年には武蔵守に転任。寛文五年二月五日、三十九歳の時に父、河内大掾正廣が歿すると、同年四月十三日には河内守に転じています。
正廣銘を襲名した時期については、口宣案に「武蔵守藤原正廣、#C河内守」とあることから、おそらく初代正廣歿後すぐのことであろうと考えられ、元禄十二年、七十三歳で歿しています。
二代正廣の作柄は、直刃・乱れ刃ともにあって、父である初代正廣さながらですが、特に乱れ刃を得意とするも、直刃を焼かせても上手であり、初代正廣よりも直刃の作品が多く見られます。

この脇指は身幅が広く、重ねも厚目の堂々とした体配で、小板目肌が詰み、地沸が細かによくついた小糠鍛えに中直刃を焼き、匂が深く、沸がよくつき、砂流しかかり、金筋が入るなど、肥前刀の特色がよく表れた一口で、就中(なかんずく)直刃を得意とした本家の作を見るようであり、地刃共に健全で出来に優れ、附属の拵も保存状態が良く、緻密な彫金技術が駆使された仕事が良い金具が用いられ、拵だけでも一人歩きができる逸品。
特筆すべき疵欠点無く、地刃共に観賞になんら問題はございませんが、経年による拭いヒケが見られますので、余力ある方は化粧直し、或いは再度上研磨を施し、最高の状態で本刀の魅力を存分にご堪能頂きたく思います。更には拵にも保存刀装鑑定書をおつけ頂きまして、内外共に出世させ、後世に遺し伝えて頂けますとこの上ない幸いに存じます。

裸身重量640グラム。  拵に納めて鞘を払った重量887グラム。


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