脇指 361 肥州河内大掾藤原正廣(四代)
- Hishu Kawachidaijo Fujiwara Masahiro(4th generation) -

刃長 一尺八寸九厘 / 54.8 cm 反り 四分五厘 / 1.35 cm
元幅 30.8 mm 元重 7.9 mm
先幅 物打22.8 mm  横手位置20.4 mm 先重 物打5.5 mm  横手位置5.5 mm
目釘穴 1個 時代 江戸中期正徳頃(1708〜)
The middle period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 平成22年6月7日 東京都登録
附属 ・素銅地金着はばき
・白鞘
価格 330,000 円(税別)



四代正廣は友之進と称し、正廣家三代目の子で延宝三年の生まれ。宝永元年に没した父の跡を継いで家督を相続し、宝永五年の河内大掾受領を機に銘を改めました。宝永七年には、忠吉及び行廣と共に幕府から朝鮮通信使への贈り物とされる刀剣の製作を命じられているように、高い技術を備えて肥前鍋島家に仕えていました。
正廣家は初代忠吉に養子として迎えられた吉信の子に始まり、山城伝直焼刃を特徴とする忠吉一門とは作風を異にし、相州伝を基礎とする乱刃を得意としましたが、基本にある地鉄鍛えは、微細な地沸で覆われて緻密に詰み、江戸期肥前刀の代名詞である小糠肌となります。

この脇指は、中心千両の言葉に相応しいスキッとした中心に、程好く反りが付いた美しい体配を誇り、切先は延びごころで鋭さを感じさせます。
地鉄は小板目肌が良く練れて詰むも少しく肌立ち、地沸付き、地景入り、匂口明るく冴えた湾れ基調の互ノ目乱れを焼いており、刃縁に砂流や金筋、足等の働きが顕著に見られ、四代正廣の技量の高さを誇示する出来口で、時代物の金着せはばきが伝来の良さも物語っています。

裸身重量579グラム。


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