脇指 312 伯耆國倉吉住弓削新三郎正(以下切)(正綱)
- Hoki no kuni Kurayoshi ju Yuge Shinzaburo Masatsuna -

刃長 一尺四寸九分 / 45.15cm 反り 三分二厘 / 0.96cm
元幅 30.0mm 元重 6.7mm
先幅 24.6mm 先重 5.3mm
目釘穴 1個 時代 江戸初期(元和頃)
Production age 『AD1615 〜』
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和48年10月4日 兵庫県登録
附属 ・銀牡丹祐乗はばき
・白鞘
価格 \ 550,000(税抜)  



正綱は現在の鳥取県、倉吉に住した刀工で、廣賀一門と伝えられており、三代迄続きました。本刀はその初代の作で、新刀中上作として知られています。

確認されている年紀入りの作品としては、古いもので元和元年(1615年)、他に寛永九年(1632年)があり、作品は非常に希少で、伯耆国倉吉住人播磨大掾藤原正綱と銘切られた太刀一口が、鳥取県保護文化財に指定されており、他に伯耆国倉吉住人播磨大掾藤原正綱、伯耆国倉吉住正綱、伯耆国倉吉住藤原正綱、伯耆国倉吉住弓削正綱作、伯耆国倉吉住弓削新三郎正綱、伯耆国菊島住弓削新三郎正綱、等と銘切ります。

本作は製作当時の姿を健全に残した出来頗る良い傑作で、緻密に練られた地鉄に地沸が付いて美しく、肥前上工に迫る出来で、匂口は、ふんわりとした優しい感じでありながら明るく冴え、細かな砂流が乱れの谷にかかり、足よく入り、葉交え、互ノ目丁子に尖りごころの刃が交じるなど、上品且つ覇気に満ちています。
特筆すべき疵欠点もなく、無疵無欠点と言える一刀だけに、中心尻が詰められていることが非常に惜しまれます。

兵庫県下の旧家から買い上げた、うぶ出し数口の内の一口で、上研磨を施し、白鞘、はばきも全て当店にて新調致しました。市場に出るのは本邦初で、目垢もついておりません。
上研磨諸工作済みの清々しい希少な正綱の傑作刀を、是非この機会にお求め下さい。


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