脇指 291 直光造 慶應元年八月日
- Naomitsu -

刃長 一尺一寸四分五厘 / 34.7cm 反り 一分二厘 / 0.35cm
元幅 26.0mm 元重 5.7mm
先幅 24.5mm 先重 5.0mm
目釘穴 2 時代 江戸末期
鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 登録 平成7年5月19日 奈良県登録
附属 ・素銅地金着はばき  ・白鞘 価格 \ 1,500,000(税抜)  



三ツ棟。柾目。詳細画像をご参照ください。

直刃調に僅かに湾れ、匂口冴え、金筋、砂流顕著。詳細画像をご参照ください。

直に小丸に返る。詳細画像をご参照ください。

直光については刀剣趣味人なら『鍛冶平』との異名が真っ先に頭に浮かぶことでしょう。
鍛冶平こと細田平次郎は、茨城県鹿島出身で、鹿島神宮にゆかりのある名門の一族と言われています。
直勝から作刀技術を学び、刀工としての技量も高く、新々刀期を代表する名工で、直胤風の備前伝、相州伝、濤瀾刃など、その作風は多用で、様々な伝法を器用にこなしましたが、偽銘師として有名で、現存する自身の作品は少ないです。
明治時代には、警視庁の警視総監からの注文打なども作刀しており、その他、鐔師としても相当な技量の持ち主で、信家風の鐔なども造っていました。
廃刀令後の生活困窮に困り、新刀、新々刀、の偽物を作るも、その出来は素晴らしく、容易には正真作と見分けがつかず、武士の世の終焉、明治の廃刀令といった歴史の波に翻弄された不遇の刀匠です。   

本刀は技量高くも偽物造りで生計を立てざるをえなかった直光の貴重な自身銘の保昌写しの一刀で、地刃共に完成度高く、偽物師『鍛冶平』の傑出した逸品であり、某コレクター旧蔵のうぶ出し品です。
これ程の名品になると、通常はコレクターの間を引継ぎ譲られるもので、なかなか市場には出てまいりません。筋の良い刀剣収集家の元で長らく秘蔵されていた鍛冶平直光の名品をこの機会に是非お求めください。


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