脇指 143

一尺七寸一分/51.8cm 四分/1.2cm
30.7 mm 6.0 mm
22.0 mm 4.7 mm
1 江戸前期延宝頃
藤代松雄鑑定書 平成6年11月14日岡山県登録
木端巻白鞘・金着二重はばき 680,000円 


鎬地柾目強く現れ、平地小板目、柾流れの大肌交じり、刃縁柾がかる。地沸ついて精美。

沸本位の互ノ目乱れ。焼き出し部分、刃中よく沸づき、先は匂口締りごころに頭の丸い互ノ目に足入り、表裏同じ位置に刃先まで抜けんとする長足入り、金筋・細かに掃掛け、荒沸付き、匂口は明るく冴えること覇気あって見事。

表乱れこんで掃き掛けて小丸に、裏は三品帽子の名残を見せ、弛みごころに食い違い刃を交えて丸く返る。共に沸づくこと見事。

特に注釈筆記すべき傷欠点無く、研磨状態も良好。手をかけることなくそのままご鑑賞をお楽しみ頂けます。
いずれの刀工も三代ともなると初代に比べ技量劣ると言われますが、本刀はそういった定説を覆す力作です。