短刀 150 正栄
- Masahide -

刃長 五寸三分八厘 / 16.3 cm 反り
元幅 18.2 mm 元重 5.8 mm
先幅 13.0 mm 先重 4.3 mm
目釘穴 1 時代 江戸後期
The latter period of Edo era
鑑定書 保存刀剣鑑定書 登録 昭和26年3月□1日 岡山県登録
附属 ・素銅地銀着はばき
・黒蝋塗合口短刀拵
価格 250,000 円(税抜)



日本刀銘鑑を紐解くと、江戸後期に正栄と名乗る刀工が二名見当たります。一人は尾崎助隆の養子である源左衛門正栄。もう一人は奥田栄一郎正栄で、共に江戸後期に攝津国で活躍しました。
日本美術刀剣保存協会による鑑定では国を記載せず、単に新々刀とあることから、どのような見解なのかを尋ねたところ、俗名がない正栄銘に関しては資料が乏しく、そのため上記両名を含み、銘鑑漏れの正栄銘刀工も想定して個人特定はしないとのことです。

この短刀は小振りながらも鍛えが良く、清廉な水面の底を見るが如く、細かな地景が見られ、地沸付き、匂口明るく冴えた直刃を焼いて、先は大丸に返っています。

現状では気にならない程度の薄錆がはばき元に見られますが、これもうぶ品だからこそ。二百余年の歳月が過ぎた今も尚光を見せる中心。昭和26年岡山の大名登録であることや、拵の様式や刀身寸法、柄に描かれた一重五瓜に違い鷹ノ羽紋などから、池田本家や支藩に嫁いできた姫君の御守刀だったのかもしれず、また、中心の銘は正栄なのに、鞘には守貞と蒔絵されているのも、何か謂れがあるのかもしれません。歴史好きな方は是非この短刀のルーツを探ってみてください。
※仔細がお判りになられましたら是非ともご教授下さい。

裸身重量78グラム。  拵に納めて鞘を払った重量106グラム。


各種クレジットカード、信販会社による分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。